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紙の本

死者のための音楽 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

著者 山白 朝子 (著)

教えたこともない経を唱え、行ったこともない土地を語る息子。古い井戸の底に住む謎の美女。すべてを黄金に変える廃液をたれ流す工場。身元不明の少女に弟子入りされた仏師。山に住む...

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死者のための音楽 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

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商品説明

教えたこともない経を唱え、行ったこともない土地を語る息子。古い井戸の底に住む謎の美女。すべてを黄金に変える廃液をたれ流す工場。身元不明の少女に弟子入りされた仏師。山に住む鬼におびえて暮らす人々。父を亡くした少女と、人が頭に思い浮かべた物を持ってくる奇妙な巨鳥。生まれつき耳の悪い母が魅せられた、死の間際に聞こえる美しい音楽。親と子の絆を描いた、懐かしくも幽幻な山白朝子の怪談7篇。【「BOOK」データベースの商品解説】

収録作品一覧

長い旅のはじまり 7−41
井戸を下りる 43−70
黄金工場 71−93

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みんなのレビュー54件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

まるで語り継がれる昔話。

2012/04/05 17:57

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真愛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 先に書評を書かれた方が記載してしまいましたが著者「山白朝子」は「謎の女性怪談作家」とされていますが乙一の別名義の一つ。怪談と言っても恐怖より昔どこかの町であった昔話を母、その母、そのまた母。。。と語り継がれた様な懐かしく不思議な感覚を覚えます。また読んでいると時々おばあさんが語るお話を聞いている様な錯覚を何度も感じました。
 
 この書は表題を含む全7話の短編集。
読めば読む程女性が書いた優しくて柔らかいが、どことなく女性特有の残酷さの描写もあり、だが乙一の影は見当たりません。
 
 個人的には、何度も何度も完全なる木の仏像を彫り続ける少女の『未完の像』、黒く大きな鳥が頭に望んだ事を持ってくる『鳥とファフロッキーズ現象について』、表題にもなっている死の淵で心地よい音楽が聞こえる『死者のための音楽』。。。それらが特に印象強いです。

 ずっと文庫化を願っていたので読めた嬉しさ以上に不思議な感覚を何度も味わえた事も出会えて良かった書と思います。
きっと山白朝子という作家は大きな愛を持っているのでしょう。懐かしさ、安堵、何より優しさに幾度と無く触れられるのですから。また逆に大きな愛があるからこそ失った際の喪失感、憎悪もゾッとする凄みが感じられる。
 乙一と念頭に置いて読んでもそれはいつしか忘れ、尚且つ山白朝子という女性作家をどの様な人かと考えてしまう。改めて乙一の秀逸さを感じさせる一冊です。

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紙の本

高橋葉介さんに漫画化して欲しいです

2012/03/02 22:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:お月見 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 こちらの書評で、乙一さんの別ペンネームでの著作ということを知り、購入しました。最近、乙一さんの新刊があまり出ないなあと思っていたら、3つのペンネームを使い分けていたんですね。 

 冒頭の、「長いたびのはじまり」は、読んでいるあいだじゅう、ずっと何処かで誰かの、意味不明の話し声が聞こえているようなざわざわとした気持ちになりました。それから印象に残ったのが、村の和尚様の冷静さです。すごく、力のある人のような気がします。お宮のお父さんも、話しぶりからただ者ではないような。
 「井戸を下りる」。この不条理感、いいですねえ。最後はなんだかギリシア神話のような・・・ネタバレになるのでこれ以上は自粛しますが、私は、主人公はこの結末で満足だったのだろうな、と思いました。
 「黄金工場」、これは、ぜひとも高橋葉介さんにコミカライズして欲しいですねえ。そんなことを言うと、それだけであらすじがばれてしまいそうなぐらい、ガチ「ヨウスケの奇妙な世界」です。だからといって、影響をうけたのか?、とかそういうことではなくて、作者の幻想世界がもともとリンクしていた、という嬉しいシンクロなのでしょう。
 「未完の像」。夏目漱石の「夢十夜」を思い出しますね。これもまた、同じ話というのではなくて、夢十夜が、仏像を彫るということの才や技、芸術について語っているのだとすれば、こちらは、人の身にあまる技ゆえに悪気に満ちた神業、というのか、卓越した技を持ちながらも、もてあます(それゆえに美しい)はかなさが語られています。
 「鬼物語」はですね、「黄金工場」が高橋葉介の漫画なら、こちらは「進撃の巨人」を思い出してしまったのでした。
背景が「日本むかしばなし」なのに、進撃の巨人!・・・最後がとてもせつなくて、いつまでも双子のきょうだいのことが心に残りました。
 「鳥とファフロッキーズ現象について」。不条理と復讐譚。復讐、は、この短編集をつらぬくテーマでもあるような気がします。変な感想かもしれませんが、私は、この鳥、好きです。(家族、というのもテーマのひとつかもしれません。)
 「死者のための音楽」
 私の読み方が下手なのか、交互に語られる、どっちの語りがおかあさん?娘さん?と混乱する場面もあったのですが、おかあさんは、もともと「何か」に魅入られてしまって、身体の一部分は「あちら側」に逝ってしまった人だったんだろうな。と思いました。こちらに繋ぎとめていたのは家族の存在なんだけど、おかあさんにとっては、むしろこちら側が仮の生だったのかもしれません。

 私は、先に正体がわかったうえで読んだので、乙一さんの世界だな、と思いながら読んでいたのですが、覆面作家のままで読んでいた方はまた、違った味わいがあったのでしょうね。確かに、今までの乙一さんよりも、もっと土着的というか、どっしりとした読後感のある短編集でした。

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紙の本

ホラーというよりは幻想文学

2012/02/08 02:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る

乙一氏の別ペンネームであるとのこと。
ホラー・幻想文学とも言うべき作品が集められている。
『黄金工場』『鳥とファフロッキーズ現象』に見られるおぞましさ、得体の知れなさにそれらしさを感じ、とてもクセになる。
最近はすっかり中田永一名義での恋愛小説の印象が強くなっているけれども、こういった仄暗い作品ももっと読ませて欲しいと思わずにはいられない。
このクセのある恐怖や感覚の異常というものも、氏の作品の驚異的な点であったと、デビュー作を思い出さずにはいられない。
山白朝子名義での更なる活躍を期待せずにはいられない作品集である。

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2012/04/28 23:52

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2012/01/07 21:45

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2011/12/31 11:20

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