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紙の本

うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)

著者 瀧羽 麻子 (著)

「好き」がふえていくって、しあわせなことなの?新しい学校、年上の友だち、はじめての恋。15歳の優子に降ってきた、小さなやさしい奇跡。優子ちゃんと富田くんのパン談議がかわい...

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うさぎパン (ダ・ヴィンチブックス)

税込 1,100 10pt

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商品説明

「好き」がふえていくって、しあわせなことなの?新しい学校、年上の友だち、はじめての恋。15歳の優子に降ってきた、小さなやさしい奇跡。優子ちゃんと富田くんのパン談議がかわいい。第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】

【ダ・ヴィンチ文学賞大賞(第2回)】新しい学校、年上の友だち、はじめての恋。いろんな人たちとの出会いのなかで、恋について、家族について考え、少しずつ世界を広げていく15歳の優子。そんな彼女に降ってきた、小さなやさしい奇跡とは?【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

瀧羽 麻子

略歴
〈瀧羽麻子〉1981年兵庫県生まれ。京都大学卒業。「うさぎパン」で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞。

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みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

うさぎのパンってあるんですか?

2007/10/04 16:16

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

ティーンエイジャーの繊細な心の動きを
かわいらしくふわふわと描いています。
おそらく神戸の街が舞台。

継母のミドリさんと暮らす優子は高校1年生。
3歳から育ててもらっている継母とは
とても気が合い、血の繋がっている父親よりも
ずっと仲がいい。
ミドリさんにつらくあたる祖母にも反発心を抱いています。

優子には夏休みに家庭教師の美和がやってきます。
美和もまたふわふわとした女性なのですが
外見とは違い、頭がよく、教え方もうまかった。
なにより優子と気があっています。

後半、死んだ母親聡子が美和にとりつき
びっくりさせられます。

大人の思惑を知ったり、富田くんとの恋を経験したり。
優子の心にしっかりとしたなにかを残していく。

富田くんとの気持ちのすれ違いがうまい。
また美和とその恋人の村上との会話もいい。

軽い小説が好きな人にはおすすめ。

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