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商品説明
明治２０年代後半。愛媛・松山。自他ともに認める“野球バカ”正岡子規は、些細な口論から米軍野球チームと日米親善試合を行うハメとなる。しかし、松山には野球チームはない。慌ててチーム結成に奔走する子規の下には、親友・夏目漱石、弟子の高浜虚子、そしてマドンナ、うらなり、赤シャツ、狸校長、そしてあの秋山兄弟も参加。“伊予ピープルズ”が結成された。やがて米軍との一大決戦の噂は、日本中の話題となり、ついには天皇陛下の観戦も決定するほどの国民的行事にまで発展する。しかし、この大試合の前にチーム内部には、よからぬ企みが存在していることを子規は嗅ぎつけるのだった…。野球×文学＝ミステリ！？新感覚の超エンターテインメント小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
正岡子規と夏目漱石が、赤シャツ、マドンナ、うらなり、野だいこ、そしてあの秋山兄弟を従え、野球チームを結成。米軍野球チームとの抱腹絶倒の死闘が今始まる！ 新感覚の超エンターテインメント小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
長尾 誠夫
- 略歴
- 〈長尾誠夫〉愛媛県生まれ。「源氏物語人殺し絵巻」で第４回サントリーミステリー大賞読者賞受賞。ほかの著書に「邪馬台国殺人考」「黄泉国の皇子」など。
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紙の本
良かったです
2020/08/19 00:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ねずみごっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
親や教師に勧められて、「坂の上の雲」や夏目漱石を読んだような、少し下の世代には、最高に面白いエンターテインメント小説になってると思います。
※ドンピシャな世代にも、最初は驚いても最後には納得してもらえる出来だと思う
例えとして、お盆の時に皆が集まって、自慢のご先祖たちの武勇伝を、虚実織り交ぜてしてくれる、お話上手な親戚のオジサン、みたいな親しみを持って読ませてもらいました！！
表紙が、スタジオジブリの主力アニメーターのお一人「近藤勝也」氏だったので、NHKで全三回くらいでジブリがアニメ化してくれないかなー、なんて楽しい想像もできました。
