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  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2021/09/10
  • 出版社: 福音館書店
  • サイズ:21cm/316p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:978-4-8340-8626-3

紙の本

黄色い夏の日

著者 高楼方子 (著),高楼方子 (イラスト)

中学生になって入った美術部で、建物を描くという課題がだされた景介。主の老女に招き入れられ、古めかしい洋館に足を踏み入れた景介は、可憐な少女に出会う。ゆりあと名乗ったその少...

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黄色い夏の日

税込 1,980 18pt

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商品説明

中学生になって入った美術部で、建物を描くという課題がだされた景介。主の老女に招き入れられ、古めかしい洋館に足を踏み入れた景介は、可憐な少女に出会う。ゆりあと名乗ったその少女に景介は心引かれていくのだが…。【「TRC MARC」の商品解説】

七月半ばの日曜日。初夏の日差しが落ちる道をたどり、景介の向かう先にその家はあった。中学生になって入った美術部で、建物を描くという課題がだされた時、まっ先に浮かんだのが、木々と草花に囲まれて建つ、灰色の壁と緑の屋根の古めかしいその洋館だった。主の老女に招き入れられ、足を踏み入れた洋館で、景介は1人の可憐な少女に出会う。一目見たその時から、ゆりあと名乗ったその少女に景介は心引かれていくのだが……。【商品解説】

著者紹介

高楼方子

略歴
〈高楼方子〉函館市生まれ。東京女子大学卒業。絵本制作、幼年童話、物語などの創作を続けている。作品に「4ミリ同盟」「わたし、パリにいったの」「トムと3時の小人」など。

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

晶子

2021/12/18 16:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

児童「文学」とは、こういう作品を言うのだろうなぁと思えるお話。
不思議な魅力で景介と晶子を虜にした小谷津さんの家は、リアルに存在する建物をモデルにしたのでしょうか。
もしモデルの家が存在するなら、見てみたいです。

小谷津さんの家にゆりあ目当てで通う景介。
魅入られたようにやつれていく彼を心配する幼なじみの晶子。
このお話で、一番印象に残ったのは晶子です。
色々とできた子だなあと。
景介が描いたゆりあの絵を見て察し、やきもちを焼くけれど、やつれている事の方が心配になったり、小谷津さんが入院した時に服や物を持って行きたいと申し出てみたり。
老人ホームに入った小谷津さんを月に一度は訪れたり。
小谷津さんとはきっと、世代を越えて友情を感じたんでしょう。
良いなぁと思いました。

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2021/09/15 22:42

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