将棋番組が１０倍楽しくなる本 将棋文化・歴史・専門用語がわかる！

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将棋番組が10倍楽しくなる本
アライコウ
2019年9月4日読了。

将棋文化検定の参考になるかなーと思って購入。
将棋の文化、歴史、専門用語、豆知識、戦型、逸話について幅広く押さえることが出来る良書。
知ってることも多いけど、まとまっていると助かるタイトル戦とスポンサーの新聞社の組み合わせや、昇段の規定、二度と破られそうにない記録、女流棋士のタイトル戦、歴史などなど色々と学べます。

・将棋の日は11月17日
・最高齢棋士は加藤一二三九段の77歳5ヶ月
・最多対局数2505局も加藤一二三九段。
・将棋界の基礎を作った立役者として徳川家康に十段が大橋宗桂名人誕生400年を記念して贈られる。
・将棋連盟の結成は1924年9月8日に関根金次郎十三世名人が「東京将棋連盟」を結成して設立。将棋連盟ではその日を創立記念日としている。

などなど。意外と知らない知識や歴史もありつつ、1テーマ見開き1ページで纏まってるのでサクサク読めます。

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これを知れば将棋番組がもっと楽しくなる！
というコンセプトのもと
文化、歴史、専門用語、戦法の4章立てになっている。

全く将棋のことを知らないと難しく感じる。
でも、将棋をささなくても将棋を楽しむための
いくつもの視点が紹介されている。

中でも「人」に惹かれた。
GHQから将棋を守った、とか
ゴキゲン中飛車と呼ばれる戦法を生み出した、とか
逸話を知るとその人となりや
姿勢、哲学をもっと知りたくなる。

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今年の夏から観る将デビューしたので、観ながら感覚的に理解してたことや、よくわからなかったことが整理できた。
戦法は何度も読んだり指したりしないと自分のものにするのは難しいだろうな。