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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/02
- 出版社: 批評社
- サイズ:21cm/125p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8265-0724-0
紙の本
しんとく丸の栄光と悲惨 上方文化の源流を訪ねて 業縁と輪廻の世界
著者 福井 栄一 (著)
継母の呪いで視力と美貌を失い、家を追われ、流竄の身となった悲劇の美少年が語る愛とは−。一地方の説話から歌舞伎・浄瑠璃・現代演劇まで広がりをみせる「しんとく丸」伝説。上方文...
しんとく丸の栄光と悲惨 上方文化の源流を訪ねて 業縁と輪廻の世界
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商品説明
継母の呪いで視力と美貌を失い、家を追われ、流竄の身となった悲劇の美少年が語る愛とは−。一地方の説話から歌舞伎・浄瑠璃・現代演劇まで広がりをみせる「しんとく丸」伝説。上方文化研究の第一人者が古典芸能の魅力を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
美少年しんとく丸は、継母の呪いで視力と美貌を失い、家を追われ、流竄の身となったが、恋人の愛と観世音菩薩の功力によって再生する。
この短くも激しい物語の種子は、日本の文芸の沃野で驚くべき成長を遂げ、天を衝く巨樹となって聳えている。
本書はその成長と観察の記録である。
町辻や門口、祭礼などの場で、名もなき漂泊の民によって語られる門付けの芸、大道芸となった説経は、ささら、鉦、羯鼓などの鳴り物を背景に賑やかにしめやかに、語り手が熱をおびれば聴衆も固唾をのんで見守る大衆芸能へと変貌を遂げた。
悲劇の美少年「しんとく丸」が問わずがたりに語る、母とは何か。愛とは何か。
心の眼で何を見るか。説経節が残した問いかけにあなたはどう答えますか!?【商品解説】
目次
- 1 説経節をめぐって
- (1)説教と説経
- (2)堂内の布教から漂泊の芸能へ
- 2 説経節『しんとく丸』の世界
- (1)しんとく丸とは誰か
- (2)四天王寺という聖地
- 済世利民の実践
- 四天王寺の西門と日想観信仰
著者紹介
福井 栄一
- 略歴
- 〈福井栄一〉大阪府出身。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。上方文化評論家。四條畷学園大学看護学部客員教授等。著書に「十二支妖異譚」「現代語訳近江の説話」など。
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