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靖国神社には、拝殿前に社頭掲示がされており、そこには靖国神社に祀られている英霊の遺書が掲示されています。
靖国神社では、過去の社頭掲示を冊子として編纂し、「英霊の言乃葉」として領布されています。
私が知っている限り、「英霊の言乃葉」は現在9巻まであります。
靖国神社でも手に入りますし、郵送もしてくれます。
「英霊の言乃葉」の冒頭には次の言葉が記されています。
【英霊の言乃葉 冊子冒頭】
本書は、靖國神社に参拝される方々に、家族や同胞への思い切なる中にもこよなく祖国を愛しつつ、戦場に斃れた英霊の至情と対峙していただきたいと、昭和三十五年八月から社頭に掲げられてきた英霊の遺書や遺詠、またご家族の書簡等を編集したものです。
幕末から明治・大正・昭和にかけて、毅然と国難に立ち上がった先人達の尊い御精神(みこころ)が、この遺稿集を通して子々孫々に継承されて行くことを念願するものです。
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本書は、この社頭掲示からの100選です。
原書(英霊の言乃葉)を知っているため断言できますが、一切の編集・加筆はされていません。
英霊の言乃葉に触れさせて頂く入門書として、最適だと感じます。
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8/8 たかじんのそこまで言って委員会にて紹介あり
放送以降問い合わせ増加中です
本書は靖国神社の全面協力のもと、その膨大な遺書や遺稿の中から小林よしのり氏が、現代の日本人に特 に伝えたいもの、残したいもの100編を選んで再編集し、初めて一般書籍化したものです。涙なしには決して読めない、そして、戦争とは何か、家族とは何 か、日本人とは何かを痛烈に訴える、この夏最大の話題書です。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
これは、最期のその瞬間も「私」より「公」を思ったすごい日本人たちの物語だ!靖國神社全面協力「英霊の言乃葉」初の選集。
気がつけば涙が流れていました。
反戦というのは簡単。
なぜ戦争が起こり、何のために戦い、そして、国が他国に支配され植民地化されたらどうなるかというビジョンを持って戦った英霊たちに感謝です。
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編者の小林よしのり氏の著書は読んだことがない。
時に少し一方的な発言など耳にしてもいたからだったが、この本は編者というか、選者なので気軽に手にとってみた。
小林氏も云うとおり、『英霊の言乃葉』(現在第九輯まで発行)からチョイスして一冊にまとめるというのは相当困難な作業であったと思う。
小林氏の挿絵は要らないと思うし、もう少し字組みを詰めて余計な余白を除けば、より多くを載録できたのじゃないかと思うが、まぁそれは原本(?)を読めばいいことで、これはより広くより多くの人に、その入り口を大きく開いてくれている。
よい本だと思う。
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日本の幸せと安寧のために命を捧げた人たちの遺書。「大好きな餅が食べたい」と書いた予科練生。「明日散る櫻が私です」と書き残した神風特攻隊員。生死について真摯に向き合い、「どう生きるか=どう死ぬか」の結論が残されている。敗戦の機に及んでも個々の美意識が優先された事実に驚きを禁じられない。2010/08/21
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特攻隊で戦死したり、戦後の裁判で死刑になった軍人の遺書を集めた書。
思うところは人それぞれであろうが、登場するほとんどの人が、自分より若く、そして美しい文を綴っていることに驚く、というか恥ずかしくなる。昨年来また戦争ものの書籍と映画に触れる機会が増えている。
ノモンハンで自決したという祖父から何かを語られている気がしてならない。
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靖国神社「英霊の言乃葉」の選集。若くして亡くなった方々の言葉は重く、心に響きます。本書を読めば、靖国神社の存在意義もわかると思います。
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これは日本という祖国のために散っていった国民の遺書であり、靖国神社に揚げられた遺書である。
軍人だけではなく、従軍看護婦などの遺書も含まれる。
これを読むまで、法務死というのを理解していなかったと知った。
一般的に戦争は1945年(昭和20年)8月15日に終わったが、1952年(昭和27年)4月28日国際法上サンフランシスコ講和条約が発効されるまでに、戦争裁判で戦争犯罪者(戦犯)として罪人とされ、死刑となった者は1,000人を超える。それまで、本当の戦争は終わっていなかった。
裁判は正当なものではなく、一言で言えば日本への「報復」だったとされる。
『凛として愛』のなかで裁判官もそう言っている。
遺書の中でも、国外で監獄に入り、死刑の順番を何年も待つことになったかたの思いはあまりに悲痛だ。国へ帰ることもできず、銃殺される。
皆、日本という国のために散っていった。
『凛として愛』の話に少し戻るが、そのなかでは「日本は侵略戦争をしていない」ということを訴えている。満州事変の一方的な殺戮、真珠湾の奇襲など、日本が侵略戦争をしたように習ってきたように思うが、それは偽られた歴史だという。
それが本当ならば法務死していった方々はなんだったのだろうか?
遺書の中には「特攻の生みの親」でも大西瀧次郎中将の遺書もある。
「諸子は、国の宝なり。平時に処しなほよく特攻精神を堅持し、日本民族の福祉と世界人類の和平の為、最善を尽くせよ。」
身を挺して特攻した若き英霊たち、2,000名以上のその精神を受け継ぎ、忘れず、今後の日本を守ってほしいといっている。
遺書には多く、「靖国で待っている」と書かれている。家族へ、友へと。
皆、侵略ではなく、国を守るために戦っていた英霊たちである。それに敬意を払わずして、だれが日本人であろうか。
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副題が「泣かずにほめて下さい」だったが、これが泣かずに1ページも進められようか。 この靖国の言葉を読めて幸せだった。 これ程純真で公心に溢れている。 今までの靖国の考えを一掃する1冊であった。
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「国民の遺書」小林よしのり 責任編集
英霊の遺書選集。空の青。
第12回さいたま読書会課題図書。
読了。
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Amazonから内容紹介
どの人生、どの思いにもわしは泣いた。これは、わしが『戦争論』を書くにあたり、読んでは泣き、また読んでは泣いた「英霊の言乃葉」を初めて一般書籍化したものだ。最期のその瞬間も「私」より「公」を思ったすごい日本人のたちの物語なのだ!――小林よしのり
靖国神社では昭和35年以来、英霊たちの遺書、遺稿を毎月一通ずつ境内の鳥居横に掲げてきました。これは神社が発行する冊子「英霊の言乃葉」にまとめられ、現在九集まで出されていますが、靖国神社でしか買うことができませんでした。本書は靖国神社の全面協力のもと、その膨大な遺書や遺稿の中から小林よしのり氏が、現代の日本人に特に伝えたいもの、残したいもの100編を選んで再編集し、初めて一般書籍化したものです。涙なしには決して読めない、そして、戦争とは何か、家族とは何か、日本人とは何かを痛烈に訴える、この夏最大の話題書です。
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祖国日本と平和を守るために戦ったたくさんの英霊のことを日本人は決して忘れてはいけないし、今後どのような国を作り、守るのか考え続けなければいけない。
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靖國神社で販売されている『英霊の言乃葉』の第1~9輯(しゅう)の選集。産経新聞出版社が小林に選者を依頼したという。その経緯については小林の「まえがき」に詳しい。戦時中の遺書といえば『きけ わだつみのこえ 日本戦没学生の手記』(日本戦没学生記念会編、1949年)が有名だが、CIE(GHQの民間情報局)の検閲が施されていることが判明した(日本経済新聞 1982年8月22日/戦後の風潮)。
http://sessendo.blogspot.jp/2016/02/100.html
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今日の日本国の繁栄。その礎を築いてくれた多くの英霊。
これからも、英霊が望んでいた世界平和と日本国の繁栄の為に自分なりに貢献していきたいと思える作品。植村眞久命のページを読んでいる時は涙が止まりませんでした。
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本書を読んで、
当時の日本人が如何に教育水準が高く知的で、清く正しく美しく潔くを良しとして生きていて、父母を敬い、兄弟姉妹家族を大事にし、妻子を愛していたか、そして祖国の為に生きる事、祖国に忠を尽くす事が如何に大切であったのかを痛切に感じた。
私は遊就館で本書に記された遺書や辞世の句の現物を拝読した事がありますが、わずか二十歳そこそこの青年達が使う言葉に感動を覚え、筆で書き記した文字の美しさに驚嘆しました。それを知った上で本書を拝読して、明治維新以降、戦前までの日本はどんな国だったのか、そこに暮らす日本人とは、恐らく世界一誇り高く格式高い人々だったのではないだろうか…と感じ入ってしまいました。
現代を生きる我々はもっとこういった歴史を知るべきだと強く思います。