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紙の本
帝国日本の観光 政策・鉄道・外地
帝国日本の拡大はいかなる観光を生み出し、観光はいかに帝国日本を支えたのか。台湾や朝鮮、満洲など広義の植民地を含む近代期の日本で看取される観光のありようを、政策・鉄道・外地...
帝国日本の観光 政策・鉄道・外地
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5,390
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商品説明
帝国日本の拡大はいかなる観光を生み出し、観光はいかに帝国日本を支えたのか。台湾や朝鮮、満洲など広義の植民地を含む近代期の日本で看取される観光のありようを、政策・鉄道・外地の観点から多角的に明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
帝国日本の拡大はいかなる観光を生み出し、観光はいかに帝国日本を支えたのか。 内地、台湾、朝鮮、満洲、青島の観光開発、誘致事業、メディア表象に着目した10の論考を収録。観光史・鉄道史・経済史・メディア史の研究者が日本の近代と観光の関係に迫る。【商品解説】
目次
- 序 千住一
- ■ 第１部 政 策
- 第１章 国際観光局の外客誘致政策と交通 千住一
- 第２章 戦前期雲仙における観光客と国際観光政策 渡邉恵一
- 第３章 日本統治期朝鮮の鉄道と観光政策 李良姫
- ■ 第２部 鉄 道
- 第４章 明治期日本の鉄道と「行楽」―回遊列車の流行 老川慶喜
- 第５章 戦間・戦時期私鉄の観光事業の展開
- ―名古屋鉄道を事例に 杉山里枝
- 第６章 幹線鉄道の発達と鉄道供食産業の展開
収録作品一覧
| 国際観光局の外客誘致政策と交通 | 千住一 著 | １７−３８ |
|---|---|---|
| 戦前期雲仙における観光客と国際観光政策 | 渡邉恵一 著 | ３９−６６ |
| 日本統治期朝鮮の鉄道と観光政策 | 李良姫 著 | ６７−８７ |
著者紹介
千住 一
- 略歴
- 〈千住一〉１９７６年生まれ。立教大学大学院観光学研究科博士課程後期課程満期退学。同大学観光学部教授。
〈老川慶喜〉１９５０年生まれ。立教大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。同大学名誉教授。
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朝鮮鉄道開発の功罪
2022/08/02 13:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「朝鮮」「満洲」「台湾」、大日本帝国は植民地の観光を進めていく、とくに朝鮮における鉄道による観光は目覚ましい発展を遂げてゆく、そしてそのノウハウは韓国政府にも引き継がれていく。功罪の罪ばかりが浮き彫りになる朝鮮侵略だが、観光という側面だけを考えると「功」の側面もあったのではないだろうか
