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商品説明
長く深い時間の射程で考えつづけた思想家・吉本隆明の全貌と軌跡。28は、1994年から1997年にかけて発表された評論・エッセイ、1994年以降の『Cut』連載「消費のなかの芸」を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
雑誌編集部の挑発を受けて立って構成された『わが「転向」』、および西伊豆で水難事故に遭った前後の文章などを収める。単行本未収録53篇。月報は辺見庸さん(作家)、道浦母都子さん(歌人)、ハルノ宵子さん(漫画家・作家)が執筆。第29回配本。【商品解説】
目次
- Ⅰ
- 「自意識」
- 府立化学工業学校の思い出
- わが「転向」
- 都市から文明の未来をさぐる
- 論争腺の話
- 愛着深い自作品について
- まず政局のこと――政治・社会・経済を読む1――
- いずれ物書き自身を廃棄処分にする時代が来るだろう
- 人間は思いがけぬ時間に、思いがけない場所にいたりする
収録作品一覧
自意識 | 5−7 | |
---|---|---|
府立化学工業学校の思い出 | 8−9 | |
わが「転向」 | 10−23 |
著者紹介
吉本隆明
- 略歴
- 吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。
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