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商品説明
AIによって生じる法律問題について、そもそもどのような問題があるのかを整理した上で、どのように考えるべきかを実務の観点から解説。法律と切り離せない倫理の問題にも触れる。〔「AIの法律」(2020年刊)に改題改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
AIが技術面で進化していく中で、社会に普及していくためには、いくつか越えなければならないハードルがある。その一つが、法律面で生じる問題である。例えば、AIが事故を起こした場合、AIの開発者が全責任を負う法制度では、AIの開発はストップしてしまうだろう。他方で、開発者が全く責任を負わない法制度では、被害者は全く救済されず、社会においてAIに反対する風潮が高まるであろう。
このように、AI技術がどんなに進歩したとしても、AIが社会に普及していく上で、法律がボトルネックとなるおそれがある。現在の法制度の下では、AIによって生じる法律問題をどのように解決すればよいのかについて不明確な点が多い。法律が不明確だと、人々がどう行動すれば予測できないため、それもまた大きな問題である。
本書は、AIによって生じる法律問題について、そもそもどのような問題があるのかを整理した上で、どのように考えるべきかについて解説したものである。また、法律は倫理の問題と切り離せないため、倫理の問題についても一編を設けて解説している。
本書は、AIの法律について幅広くカバーしており、以下のとおり5つの編から構成されている。
第1編 AIの基礎知識
第2編 AIの法律の基本編
第3編 AIの法律の応用編
第4編 AIに関する倫理
第5編 AIと現行法における課題・未来の法制度への提言
【商品解説】
著者紹介
福岡真之介
- 略歴
- 〈福岡真之介〉デューク大学ロースクール卒業(LL.M.)。西村あさひ法律事務所・パートナー弁護士。ニューヨーク州弁護士。編著に「IoT・AIの法律と戦略」など。
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