「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/08
- 出版社: 彩流社
- サイズ:19cm/298p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7791-2790-8
読割 50
紙の本
夏の奥津城
著者 梅宮 創造 (著)
古い家屋敷、周囲をとり巻く山に川に、野に畑に、昔の面影今は無く、ただ言葉だけがむなしく宙へ舞う−。会津地方の或る旧家の壊滅を描いた表題作に加え、「愚神祭」など雑誌『飛火』...
夏の奥津城
夏の奥津城
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
古い家屋敷、周囲をとり巻く山に川に、野に畑に、昔の面影今は無く、ただ言葉だけがむなしく宙へ舞う−。会津地方の或る旧家の壊滅を描いた表題作に加え、「愚神祭」など雑誌『飛火』掲載の短篇5篇を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
……会津地方の或る旧家の壊滅……
たまたま地方の一旧家に生れて、年ふるままに人となり、しまいには天の定め、その命を召しあげ、遺された者ら、只ひたぶるに祈る。さて、祈る者びとも、かわるがわる、とき到りて同じ定めに就き、今度は逆に祈られる。一人また一人と、生れては死ぬ。死ぬとわかっていながら、生れてみれば嬉しいことも、辛いこともあろう。それもこれもが、いずれ等しく、ひとときの光芒放つ間もはかなく、果ては闇に消えゆくものの。かつてさんざめいた日々の生活、古い家屋敷、周囲をとり巻く山に川に、野に畑に、昔の俤すでに無く、ただ言葉だけがむなしく宙へ舞う。祈るべし、命あるかぎり祈るべし。神々の、この世に在りし証を温めながら祈る。
【目次】
【第1部・夏の奥津城】
(序)兄弟/籠る日々/雷( いかづち) /病を得て/大寒の朝/奥津城/渦/天壌無窮/
招魂/神々の集い/(跋)祈り
【第2部・譚草拾遺】
愚神祭/蘇生/独身/ジェイムズ・ジョイスへの旅路/イタリア叙事喜劇【商品解説】
目次
- 【第1部・夏の奥津城】
- (序)兄弟
- 籠る日々
- 雷( いかづち)
- 病を得て
- 大寒の朝
- 奥津城
- 渦
- 天壌無窮
- 招魂
収録作品一覧
夏の奥津城 | 5−167 | |
---|---|---|
愚神祭 | 171−218 | |
蘇生 | 219−224 |
著者紹介
梅宮 創造
- 略歴
- 〈梅宮創造〉1950年生まれ。早稲田大学大学院修了。東京内外の大学で教鞭をとり、2020年に定年退職。執筆にいそしむ。著書に「英国の街を歩く」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む