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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2012/02/28
  • 出版社: 小学館クリエイティブ
  • サイズ:20cm/302p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7780-3738-3

紙の本

時には漫画の話を

著者 川本 三郎 (著)

高野文子、吉田秋生、楳図かずお、大友克洋、つげ義春…。同時代の漫画、懐旧の漫画が登場する、密やかな漫画散歩。『週刊小説』『文学界』等掲載をまとめて単行本化。【「TRC M...

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時には漫画の話を

税込 2,090 19pt

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商品説明

高野文子、吉田秋生、楳図かずお、大友克洋、つげ義春…。同時代の漫画、懐旧の漫画が登場する、密やかな漫画散歩。『週刊小説』『文学界』等掲載をまとめて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

同時代の漫画への密やかな作品散歩!

映画「マイ・バック・ページ」の公開も話題を呼んだ著者の、漫画に関する文章だけを選んだ初の評論・随筆集成。映画や町歩き、荷風など文人の評伝などで著名な著者がそれ以前、漫画や児童文化に造詣が深く、同時代文化(カウンターカルチャー)への発言で注目された時期の「漫画界のニューウエーブ」をとらえた時評から、著者の青春時代への懐旧が重ね合わされた回想的エッセイ、さらにつげ義春への偏愛、吉田秋生、高野文子らの少女マンガから「トキワ荘」、当世の鉄道マンガに名作紀行まで、映画、文芸評論で知られる著者の知られざる一面にスポットを当てた文集です。【商品解説】

著者紹介

川本 三郎

略歴
〈川本三郎〉1944年東京都生まれ。評論家、翻訳家。「大正幻影」でサントリー学芸賞、「荷風と東京」で読売文学賞、「林芙美子の昭和」で毎日出版文化賞などを受賞。

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評価内訳

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紙の本

ここにも川本評論の魅力が

2012/04/17 10:14

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 川本三郎さんの名前を初めて知ったのは、映画雑誌「キネマ旬報」でした。その雑誌の中で川本さんは小難しい文章でも芸術論的な論説でもない、あったかくて懐かしい感じのする映画評論を書いていて、こんな映画評論家になれたらいいな、みたいなことを思っていました。
 川本さんは文芸評論も書いていて、向田邦子とか永井荷風とか、東京や下町、あるいは昭和二十年代、三十年代にこだわったものを得意にしています。
 そんな活躍の場をみていると、川本さんがいつまでも自身の青春にこだわっているように見えます。
 『マイ・バック・ページ』は川本さんの自伝的な作品ですが、川本さんの文章そのものがいつもどこかで自身の日々とつながっているように思います。

 そんな川本さんですが、「一九七〇年代のなかばにフリーの物書きになってから、気がついてみたら、ずいぶんマンガについての原稿」もあって、その漫画論を集めたのが本書です。
 「時には」と書名についているのは、やはり川本さんの活動の主戦場が映画と文芸の世界だからでしょう。
 川本さんは永島慎二さんの『漫画家残酷物語』を「つげ義春の漫画と並んで私自身の青春の漫画」と記していて、本書にもこの永島慎二さんの代表作でもあるこの漫画の評論が収められています。
 川本さんは1944年生まれで、私とは11歳離れているのですが、私も永島漫画に夢中になった時期があります。永島漫画は太宰治の文学とよく似ていて、青春前期にのめりこんでしまうそういう雰囲気をもっています。
 なかでも川本さんが取り上げている「陽だまり」は私ももっと好きな作品で、そういう傾向がひいては川本さんの文章に魅かれる要因のような気がします。

 永島漫画について、川本さんは「いい意味で幼い、純な心がある」と評していますが、実は川本さん自身の文章がいつまでもその気配をもったままだし、それが川本評論の魅力といえます。
 本書の表紙にはつげ義春さんの漫画が使われていますが、つげ漫画のファンだと自認するだけあって、本書に収録されている何篇かのつげ義春論は読みごたえ充分です。

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