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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2020/09/10
- 出版社: くもん出版
- サイズ:22cm/143p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-7743-3075-4
紙の本
フン虫に夢中 ウンチを食べる昆虫を追いつづけて
著者 いどき えり (著)
動物のフンを食べる昆虫、フン虫。中学生のときにフン虫と出会い、夢中になり、標本を集め、奈良にフン虫だけの博物館を作った中村圭一さん。生き物が好きだった子ども時代から博物館...
フン虫に夢中 ウンチを食べる昆虫を追いつづけて
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商品説明
動物のフンを食べる昆虫、フン虫。中学生のときにフン虫と出会い、夢中になり、標本を集め、奈良にフン虫だけの博物館を作った中村圭一さん。生き物が好きだった子ども時代から博物館の完成までを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
フン虫。その名のとおり、動物のフンを食べる昆虫です。でも、ぜんぜんくさくありません。それどころか、きれいな色をしていて、宝石のようにかがやくものもいます。
そんなフン虫と中学生のときに出会い、のめりこみ、標本を集め、フン虫だけの博物館をつくった人がいます。研究者? いえ、もとはサラリーマンです。
いったい、どんな人なのでしょう。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第一章 フン虫入門
- 第二章 生き物好きのけいちゃん
- 第三章 運命の出会い
- 第四章 フン虫にハマる
- 第五章 分かれ道
- 第六章 フン虫へのかわらない情熱
- 第七章 ならまち糞虫館、ついにオープン
- (解説)ゴールではなく、スタートライン
著者紹介
いどき えり
- 略歴
- 〈いどきえり〉京都府出身。京都ノートルダム女子大学文学部英語英文学科卒業。日本児童文芸家協会会員、日本児童ペンクラブ会員。航空会社勤務・日本語教師を経て児童文学作家になる。
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好きなことを続けると、こんなこともできてしまう
2021/12/14 10:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
奈良公園の近くにある週二日だけ開館する昆虫の博物館。しかもフンを食べる糞虫だけを扱った博物館。その博物館を作った人を描いた本です。
どんな子供だったか、友達とどんなことをしてきたか。なぜ「フン虫館」を作ったか。多くのページが主人公の伝記で、虫そのものについてはそれほど詳しくはありません。著者が興味を持ったのは虫そのものよりも「どんな人がこんなことをしたんだろう」の部分だったのだろうと思います。
好きなことを続けていると、こんなこともできたりするんだ、というところ。読んでいて一番心に残ったのは、ずっと糞虫探しを一緒にやっていて大学進学で離れてしまった友人とのフン虫館での再会でしょうか。友達っていいな、というちょっと感動的なシーンでした。
この糞虫館を作った人が著者の「たくましくて美しい糞虫図鑑」(創元社 2021 )というのも読みました。図鑑とありますがこちらにも博物館の経緯や生い立ちなど、本書と同じような話が書かれています。大人が読むにはこちらの方がいいかも。