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紙の本
エレンの宇宙
著者 羽馬 有紗 (著)
自分はひとりの女の子の体の一部である。電子・エレンがそう自覚したことからはじまる、回想の冒険。どこにでも存在する「電子」が宇宙の歴史をさかのぼり、大きな謎に迫っていく。イ...
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商品説明
自分はひとりの女の子の体の一部である。電子・エレンがそう自覚したことからはじまる、回想の冒険。どこにでも存在する「電子」が宇宙の歴史をさかのぼり、大きな謎に迫っていく。イラストでめぐる「星」「宇宙」の旅。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
羽馬 有紗
- 略歴
- 〈羽馬有紗〉1979年生まれ。大阪出身。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻、修士課程修了。イラストレーター、サイエンスライター。著書に「ブラックホールの科学」がある。
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紙の本
理系が苦手な人にピッタリの、星と宇宙の物語
2009/12/19 17:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒロ1958 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「宇宙には『はじまり』があった。それがビッグバン」――ある理科の授業中、先生のその言葉に興味を示したのは、ある少女の中の1つの電子エレン。エレンはかすかな記憶を手繰り寄せ、宇宙の歴史をさかのぼる……童話風の語りとイラストによる、星と宇宙の物語。
似たようなテーマの本はこれまでにいくつも書かれている。しかし、どうしても「お堅い本」になってしまう。この本は、一見子供向けだが、理系が苦手な大人にもちょうどいい。数字や化学式も出てはくるが、普通の教養書によくあるコムズカシイ注釈は出てこない。だから、ページをひっくり返す手間がなく、読んでいて疲れない。これが一番ありがたい!
おまけに、「そんなの授業で習ってないぞ!」という知識も仕入れられる。例えばTVでおなじみの砂嵐。実は、あの中に宇宙誕生から38万年後の光がちょっぴり入っている、話のネタにちょうどいい。
今年は世界天文年。「ビッグバン」だの「膨張する宇宙」だの、宇宙についての基礎知識を仕入れるのに本書はちょうどいい、オススメの一冊だ。