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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.7
- 出版社: 現代企画室
- サイズ:20cm/170p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7738-9906-9
紙の本
センチメンタルな殺し屋
パリ、マドリード、イスタンブール、メキシコ、謎に満ちた標的を追い求めてさすらう殺し屋の前に明らかになった、その正体は? 表題作のほか、「ヤカレー」を収録。【「TRC MA...
センチメンタルな殺し屋
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商品説明
パリ、マドリード、イスタンブール、メキシコ、謎に満ちた標的を追い求めてさすらう殺し屋の前に明らかになった、その正体は? 表題作のほか、「ヤカレー」を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
センチメンタルな殺し屋 | 5-84 | |
---|---|---|
ヤカレー | 85-164 |
著者紹介
ルイス・セプルベダ
- 略歴
- 〈セプルベダ〉1949年チリ生まれ。政治運動のため南米各国で亡命生活を送り、80年からドイツのハンブルグで劇作家、ジャーナリストとして活動。著書に「カモメに飛ぶことを教えた猫」等。
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紙の本
トボけた軽さ
2002/06/24 02:17
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投稿者:あおい - この投稿者のレビュー一覧を見る
チリに生まれドイツに在住する作家の中篇集。ハードボイルドタッチのミステリで、ひたすらテンポ良くトントン拍子で進んでいく文章の軽さは普通凡庸さにつながりそうなものだけれど、ラテンアメリカ文学の伝統の力なのかエンターテイメントの軽さとは少し違うちょっとばかりウェットな不思議な魅力がある。
分身の主題の慎ましさや気取った台詞回しのスタイルまで、とても懐かしいような雰囲気の小品。そう、ちょうどヘンリー・ジェイムズの国際モノとか、コンラッドやグリーン、そしてナボコフの短中篇を想起したりする。著者はジャーナリストとしても活躍中とのこと。成程。