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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2012/11/01
- 出版社: 現代企画室
- サイズ:21cm/65p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-7738-1217-6
紙の本
ピアノ調律師 (末盛千枝子ブックス)
著者 M.B.ゴフスタイン (作・絵),末盛 千枝子 (訳)
デビー・ワインストックは、活発でがんばり屋さんの女の子です。彼女にとって、ピアノを調律する音は、もうそれだけで、他のどんな音楽よりも最高に美しい音楽でした。デビーのおじい...
ピアノ調律師 (末盛千枝子ブックス)
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商品説明
デビー・ワインストックは、活発でがんばり屋さんの女の子です。彼女にとって、ピアノを調律する音は、もうそれだけで、他のどんな音楽よりも最高に美しい音楽でした。デビーのおじいさんのルーベン・ワインストックは世界一のピアノ調律師です。仕事に厳しく、そしてデビーをとても愛している、素晴らしい人です。デビーは、そんなおじいさんのような調律師になる決心をしました。【「BOOK」データベースの商品解説】
ピアノを調律する音が大好きなデビーの夢は、おじいさんのような世界一のピアノ調律師になること。自分で調律がしたくてたまらないデビーは、ある日、おじいさんに内緒でよその家のピアノの調律を始めて…。〔すえもりブックス 2005年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
M.B.ゴフスタイン
- 略歴
- 〈M.B.ゴフスタイン〉1940年アメリカ生まれ。大学で美術と小説、詩作を学ぶ。卒業後ニューヨークに移り画家として活動、絵本の制作を始める。作品に「作家」「おばあちゃんのはこぶね」など。
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紙の本
「好き」な気持ちを大切に
2023/09/26 15:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:fuku - この投稿者のレビュー一覧を見る
調律の仕事がしたく、背伸びをするデビーと、ピアニストを目指して欲しい祖父。
そして、好きなことを仕事にする悦びを教えるリップマン。
出てくる大人達全員のデビーへの眼差しが優しさに溢れる。
登場人物の名前も実在の音楽家と重複しています。
ゴフスタインの絵本は他にも読んだことがありますが、これは個人的に特に好きな本。
絵よりも文章が多め。何度も味わいたい。
紙の本
大人の人にも読んでもらいたい児童書
2018/11/15 15:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作の翻訳をした末盛千枝子さんの肩書は絵本編集者とされることが多い。
ただ編集者だけでなく、「すえもりブックス」という出版社を設立し、美智子皇后の講演録や良質の児童書などを刊行していたが、そこを閉鎖することになる。
しかし、新たに現代企画室という出版社が「末盛千枝子ブックス」を企画し、かつての名作ももた復刊している。
2012年に復刻版の第1作として、取り上げられたのが本書である。
この本の作者ゴフスタインはアメリカの絵本作家である。
この本のところどころに彼女の独特なタッチの絵もはさまっているが、絵本とはいいがたい。
童話とも少し雰囲気がちがう。
いうなら、これこそ児童書なのだろう。
そして、内容も素晴らしいが、文章はそれ以上にいい。
子どもたちが作文を書くことはよくあるが、何をどのように書いていいかわからない子どもも多いのではないだろうか。
そういう子どもにはぜひこの作品を読ませてあげたいものだ。
主人公のピアノ調律師のおじいさんルーベン・ワインストックとたった一人の孫むすめデビー。この二人の何でもない日常の、それでいて色彩にあふれた生活。おじいさんの思い、デビーの想い。
ある時、街に有名なピアニストがやってきて、デビーはおじいさんのようなピアノ調律師になりたいという夢を語る。
心配するおじいさんにピアニストは言う。
「人生で自分の好きなことを仕事にできる以上に幸せなことがあるかい?」
児童書にもこんな宝石のような言葉がはいっている。
それを読まないなんて、なんてもったいないことだろう。
紙の本
人生で自分の好きなことを仕事にできる以上に幸せなことがあるかい?
2022/04/30 16:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の好きなものを仕事にできたら幸せ?
本当にそうだろうか?
私は好きなことを仕事にしたけれど、そこは搾取が横行する地獄だった。
地獄でも、好きなことにしがみついて生きている人たちは大勢いた。
ある人は心の病を患い退職した。
ある人は体調を崩して退職し数年後、風の噂で、まだ若いのに亡くなったと聞いた。
そこまでして好きなことを仕事にすることはないな、と思った。
自分の好きなものを仕事にできたら幸せ
そんな幸せなファンタジー。
紙の本
おじいさんと孫
2018/02/23 12:23
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノ調律師のおじいさんとその孫の物語。
おじいさんは孫にはピアノを弾く方をがんばってもらいたいのだけど、孫はピアノ調律師に憧れている…でもわかる気がするな。おじいさんの仕事を見ているんだもの!嬉しいことだと思うけどな。