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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 20件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.9
  • 出版社: インターシフト
  • サイズ:20cm/269p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7726-9525-1

紙の本

隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学

著者 シャンカール・ヴェダンタム (著),渡会 圭子 (訳)

なぜ災害時に対応を誤るのか? 一匹の犬が多数の犠牲者より同情を集めるわけとは? 無意識の小さな思い込みが、暮らしや社会に与える大きな影響について解き明かす。【「TRC M...

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隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学

税込 1,760 16pt

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商品説明

なぜ災害時に対応を誤るのか? 一匹の犬が多数の犠牲者より同情を集めるわけとは? 無意識の小さな思い込みが、暮らしや社会に与える大きな影響について解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

シャンカール・ヴェダンタム

略歴
〈シャンカール・ヴェダンタム〉『ワシントン・ポスト』紙のサイエンス・ライター。優れたジャーナリストとして、数々の賞や特別研究員資格を獲得している。

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評価内訳

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紙の本

「あたりまえ」は便利だけれど「あたりまえ」は完全ではない。

2012/01/20 17:26

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人間は無意識に処理をして行動していることがなんと多いことか。単純な行動だけではなく、一見理性的に判断しているだろうと思うようなことにも無意識が大きく影響している。そのことを具体例で示していくのが本書である。無意識の脳の活動について、なかなかいろいろと考えさせてくれる。

 「犯人を正確に覚えた」と思っていても間違った例。災害時、多数の人の流れに乗ってしまって間違った例。理性的にはおこさないはずのことが起こる現象の背景には、脳が無意識で処理をしてしまう機能が関係している。この無意識の脳の機能に著者がつけたのが「隠れた脳」である。
 「隠れた脳」の判定ルールは、本能的なものもあれば習得したものもある。よく例として挙げられるのは自転車の乗り方や錯視であろう。一定のパターンがあるものは無意識に処理したほうが速い。しかし、パターンからずれる場合もあるのである。厄介なのは行動している本人は無意識の選択にはきづかない。なぜ間違ったかも、間違っていることにも気づかないことが多いのである。

 沢山の具体例は、著者のジャーナリストの能力の賜物であろう、大変面白く、少々「週刊誌的」軽さやしつこさは感じるが、身近に現象を引き寄せてくれる効果は高い。性差別、人種差別の例などはもう聞き飽きたように長くも感じるが、9.11テロの高層ビルからの避難の様子は3.11の地震や津波での日本人の行動をもう一度振り返らせるものでもあった。災害時の行動については、こういった過去の現象を振り返り、それを活かした非常時対策を講じておくことが必要だと改めて思った次第である。
 心理テストによる結果も載せられていて、実験の巧妙な設定にも驚かされる。読者として読んでいると「なぜそんなことがわからない」と思うのだが、実際に気づかずにこのテストをされたらやはりやってしまうのではないか。そう思うことで「やっぱり隠れた脳が働いている」と納得する。

 知らない間に作られてしまっている「こうであるはず」「これが普通、あたりまえ」。普通に生活していれば便利な筈のこれらの「無意識の判断基準」だが、それだっていつも正しいわけではない。「あたりまえ」は便利だけれど「あたりまえ」は完全ではないこと。本書はこの事をとてもよくわからせてくれる。

 しかし、である。この著者の考えすらもある意味隠れた脳に新しいバイアスをつくる、という一面を持っているのではないか。たとえば「隠れた脳はうしろから頭をいきなり殴りつけたりはしないが、心にごく少量ずつ毒を盛る。 P104」という言葉に、すでに著者なりの「隠れた脳」へのバイアスを感じるのである。
 誰しもが少しずつ偏ったものの見方を無意識にしている。そしておそらく、隠れた脳も日々新しいバイアスを獲得して変化している。
 最終章、著者は「無条件に理性が判断するはずと思うのではなく傾向を知ることで防ぐことができる。」とまとめているのだが、知ることすらも更に新しいバイアスをつくるだろう。それでも、知ることで少しずつ正確な予測の方向へ修正されることを信じるかどうか、なのかもしれない。

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紙の本

我々の行動の影に隠れた脳の姿あり。その事実をドキュメンタリー風記事で紹介した行動心理学本。思考のたたき台として楽しめる。

2011/11/01 19:15

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る

 非常に楽しめる充実の一冊だった。
 本書は、脳の無意識の働きを明らかにした脳科学の本ではなく、行動心理学の本という印象を受ける。

 著者は、無意識のバイアスの作用である『隠れた脳』を次のように定義した。

「私は隠れたところで人に影響を与える力を、”隠れた脳”という造語によって表したい。隠れた脳とは要するに、気づかないうちに私たちの行動を操るさまざまな力のことを言う」

 そして、「大勢の人に、私たちは隠れた脳に操られているということを伝えたいと思った」と語る。

 しかし、私は『隠れた脳(無意識のバイアス)に操られている』ということに、反発を覚えた。
 あたかも、自分の行動に自分とはまったく関係のない力が働いているかのような言葉に、違和感を感じた。
 人の行動は、意識と無意識によって起こるもので、『操られている』というのはおかしいではないか、と思ったのだ。

 道徳的行動、さまざまな差別、カルト教、自爆テロ、災害時の行動。
 著者は、我々が隠れた脳に操られているという事例をドキュメンタリー風に紹介。
 さらに、心理学者の各種実験内容と結果を織り交ぜながら、隠れた脳が関わっていると論じていく。

 ところが、私の違和感は高まり、噴出したさまざまな疑問は増えるばかりである。
 そして著者は最後にこう締めくくる。

「理性的な脳が隠れた脳を抑えるのは困難であるが、理性こそがバイアスを防ぐ唯一の手段ということも主張したい」

 この最後に書かれたメッセージを読んだとき、これまでの反発心が吹き飛んでしまった。
 これを強く伝えたいため、大げさに「隠れた脳に操られている」と言ったのか、「より正しく行動するために理性でコントロールしよう」と伝えるために、これまでの膨大な事例を紹介してきたのか、と。
 もしそうなら、カタルシスを覚えた私は、まんまと著者の戦略にはまったことになる。
 しかし、著者が『操られている』と続けるなら、話は別である。


 本書の楽しみ方は他にもある。
 思考のたたき台としての活用だ。
 個人的にこちらのほうが楽しめた。

 正直言って、本書には科学的根拠はなにもない。
 著者が『隠れた脳』で説明がつくと言っているだけだ。
 丁寧に紹介されたドキュメンタリー風の事例も、一方から視点のみである。
 しかし、さまざまな思考の種が埋まっている。
 以下に、その種から生まれた思考の一端を連ねてみた。

 * * *
 著者は、カルト教や自爆テロリストには、トンネルという外部とのつながりのない、小集団心理のバイアスが働いている、と言った。
 しかし著者は、
「彼らを異常と決めつけては、彼らの突き動かしたものを理解できない。それは私たちの正常の基準を彼らの行動に当てはめているだけだ」
 と言っているにもかかわらず、彼らの行動を『正常の価値観』から作り出したトンネルというバイアスで説明しようとする。

 もっとニュートラルに考えるべきではないか。
 例えば、著者は人種差別の事例『友情絶滅イベント(P100)』において、中学校のある段階から人種の違う友人がはるかに少なくなると言っている。
 これは差別的行動と関わりなく、同じ価値観を持つ者との交流に、安心や心地よさを感じているからなのではないか。
 同じように、カルト教や自爆テロリストも、同じ価値観を持つ集団に心地よさを感じているとすると、そこには集団心理のバイアスは存在しないだろう。
 結局、カルト教や自爆テロリストと世間一般の行動の動機に、昼食に何を食べるか、くらいの違いしかないのではないか。
 etc.

 * * *
 著者のいう意識には、「意識は何者にも影響されているはずはない。行動の過程には思考を伴う」という考えが感じられる。
 しかし、私は「意識の範囲はもっと広いのではないか」、「行動の過程に思考を伴わない意識もあるんじゃないか」と考えた。

 例えば、近くで大きな音がしたとき、音のした方を向く。
 近距離で起きた大きな音への、危機回避の反射的な動作もあるだろう。
 しかし、安全な距離の場合『注意を向ける』という表現がしっくりくる。
 これは思考こそ伴わないが、明らかに大きな音を『意識』した行動のように思う。

 また、著者が事例として挙げていたルールやマナーもこの類に入るのではないか。
 著者は、「新しい環境に身を置いたとき、隠れた脳によって自動的に学習し、行動する」と述べている。
 しかし、実際には、ルールやマナーを学ぼうとアンテナを立てるはずだ。
 思考こそ伴わないが、学ぼうとする『意識』はある。
 ルールに沿った行動についても、意識によって学習した自動運転の行動は、無意識のバイアスによるものとは言えないだろう。
 etc.

 * * *
 私は、著者の『操られている』という言葉に、「自分の行動に自分とはまったく関係のない力が働いているかのような」と感じた。
 これは五木寛之の言う他力として考えられないか。
 その場合、他力は自分の内から発生していることになる。
 まてよ、これは仏教の唯識思想なんじゃないか?
 etc.

 * * *
 本書の中で、意識と無意識の線引きはなさされてない。
 実際、心理学などではどんな線引きがされているのだろう。
 仏教の唯識思想で説く、意識と無意識もあわせて考えると面白そうだ。
 etc.

 * * *
 以前、NHKのサイエンスZEROという番組で、勘、直感、霊感、発想などとも呼ばれる『第六感』の特集を放送した。
 その中で、意識と無意識を氷山に例え、海面から突き出ている部分を『意識』、海面下の巨大な氷塊を『無意識』と説明。
 この無意識に何らかの刺激が加わることによって、無意識に蓄積された来歴(過去の訓練、経験、遺伝、知識など)が反応し、何らかの形で意識へ情報伝達される、と解説し、第六感というものを最新の脳科学で肯定的にとらえて分析していた。
 この意識と無意識の密接な関わり合いを研究した最新脳科学と、「我々は隠れた脳に操られてしまいがちだ。だからその働きを知って理性で行動コントロールしよう」という著者のメッセージを、比較しても面白そうだ。
 etc.

 こんな感じで、本書を読みながら思考の連鎖が起きた。
 さらに、反発心や疑問もその連鎖の引き金になったりと、非常に楽しめた読書タイムだった。
 今度、意識と無意識や唯識に関する本を読んでみたいと思う。

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2011/10/23 06:35

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