「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【平和・協同ジャーナリスト基金賞(第17回)】原発を38年もの歳月をかけて写し撮った報道写真集。原発被曝労働者という原発問題の核心に迫る渾身の記録。「東海村JCO臨界事故」と「福島第一原発、崩壊」を新たに追加。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
樋口 健二
- 略歴
- 〈樋口健二〉1937年長野県生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。報道写真家。日本写真芸術専門学校副校長。「核のない未来賞」の教育部門賞を日本人として初受賞。写真集に「樋口健二報道写真集成」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
可視化する仕事
2021/10/22 14:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
樋口健二さんのお仕事は、社会の中で闇に葬られ、あるいは、みんなが見ようとしなくて、見えなくなっているものを撮り、突き付けるというとてもハードで根気の要るものだ。
原発の問題は、その最たるものとも言えるだろう。
原発立地計画の時点から、原発労働者、東海村の事故、福島第1原発事故まで、長期間にわたり、原発の歴史を写し、警鐘を鳴らし続けた数々の作品には、もの凄い迫力がある。
それぞれ、きちんと樋口さんの言葉で文章化もされており、見えないものを可視化する樋口さんの仕事がいかに重要であるか、考えさせられる。