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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2022/03/16
- 出版社: 慶應義塾大学言語文化研究所
- サイズ:22cm/233p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2819-3
- 国内送料無料
紙の本
中世ヨーロッパの「伝統」 テクストの生成と運動
第一線の研究者たちが、キリスト教・イスラーム文化圏を対象として、言葉が、モノが、いかに産出され、複製され、受容され、そして伝播していったのかを辿り、伝統のダイナミズムを明...
中世ヨーロッパの「伝統」 テクストの生成と運動
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商品説明
第一線の研究者たちが、キリスト教・イスラーム文化圏を対象として、言葉が、モノが、いかに産出され、複製され、受容され、そして伝播していったのかを辿り、伝統のダイナミズムを明らかにしていく論文集。全7編を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
何が引き継がれ、何が新しいのか
人、地域、時代の狭間を運動し、テクストは万華鏡のように異なる諸相を見せ続ける。
その側面を多角的に捉える論文集。
テクストという語は「織り上げられたものtextum」という原意をもち、言葉で表現されたものに加え、図像、モチーフ、工芸品なども射程に捉える。それは常に元と同じではありえず、連なりながら新しい「伝統」を紡ぐ。
本書では、キリスト教・イスラーム文化圏を対象として、言葉が、モノが、いかに産出され、複製され、受容され、そして伝播していったのかを辿り、伝統のダイナミズムを明らかにしていく。第一線の研究者たちによる論文集。【商品解説】
目次
- はじめに 赤江雄一
- Ⅰ 書物と信仰
- 西洋中世における説教術書の伝統生成――説教術書は制度的ジャンルか
- 赤江雄一
- vita mixta の伝統と中英語宗教文学
- 松田隆美
収録作品一覧
西洋中世における説教術書の伝統生成 | 赤江雄一 著 | 3−20 |
---|---|---|
vita mixtaの伝統と中英語宗教文学 | 松田隆美 著 | 21−55 |
Ancrene Wisseの系譜とThe Tretyse of Loue(1493) | 徳永聡子 著 | 57−72 |
著者紹介
赤江 雄一
- 略歴
- 〈赤江雄一〉慶應義塾大学文学部教授。専門は西洋中世史。
〈岩波敦子〉慶應義塾大学理工学部教授。専門はヨーロッパ中世史。
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