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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/12/07
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:19cm/288,7p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2785-1
紙の本
韓国「建国」の起源を探る 三・一独立運動とナショナリズムの変遷
著者 小野 容照 (著)
「民主主義国家・韓国」は三・一独立運動からはじまったのか? 日本・中国・米欧・ロシアを含めたグローバルな視点から独立運動の歴史的過程を丹念に描き、韓国の「建国」神話を問い...
韓国「建国」の起源を探る 三・一独立運動とナショナリズムの変遷
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商品説明
「民主主義国家・韓国」は三・一独立運動からはじまったのか? 日本・中国・米欧・ロシアを含めたグローバルな視点から独立運動の歴史的過程を丹念に描き、韓国の「建国」神話を問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
「民主主義国家・韓国」は、三・一独立運動からはじまったのか?
日本・中国・米欧・ロシアを含めたグローバルな視点から独立運動の歴史的過程を丹念に描き、文在寅政権の掲げる「建国」神話を問い直す
三・一独立運動とは、1919年3月1日に日本の植民地支配からの「解放」を目指した朝鮮人らが起こした示威運動である。現在の文在寅政権は、この運動の歴史的評価をさらに高め、1919年を「民主主義国家・韓国」の「建国」年と位置づける言説を浸透させようとしている。
右派左派の衝突が激化し、歴史解釈自体が政治化するなかで、本書はあらためて三・一独立運動を中心とする独立運動史を、世界史の視点から復元する。
「建国」問題の核心・大韓民国臨時政府の樹立、第一次世界大戦において提唱された「民族自決」の影響、日本・中国・米欧・ロシアを舞台にグローバル化していく過程、北朝鮮を生み出した社会主義の可能性と南北分断に着目しつつ、独立運動をダイナミックに描くことで、分裂する歴史認識の溝を埋め、未来への新たな展望を拓こうとする。【商品解説】
目次
- はじめに
- 序 章 三・一革命――独立運動と変容する韓国ナショナリズム
- 1 大韓民国憲法・前文
- 2 ニューライトと建国節
- 3 変容する大韓民国臨時政府の歴史的位置づけ
- 4 「三・一革命」論の台頭とその論理
- 5 「三・一革命」を乗り越える
- 第一章 第一次世界大戦――共和制か帝政か
著者紹介
小野 容照
- 略歴
- 〈小野容照〉1982年横浜市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。九州大学大学院人文科学研究院准教授。著書に「朝鮮独立運動と東アジア」など。
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