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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/14
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:20cm/227,38p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2665-6
紙の本
自由なき世界 フェイクデモクラシーと新たなファシズム 上
著者 ティモシー・スナイダー (著),池田年穂 (編・訳)
ロシアはなぜクリミアに侵攻したのか−。法の支配を無効化し、民主主義を混乱に陥れる「永遠の政治」。純潔無垢なるロシアの復活を唱え、EUの破壊を画策するプーチンの思想に鋭くメ...
自由なき世界 フェイクデモクラシーと新たなファシズム 上
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商品説明
ロシアはなぜクリミアに侵攻したのか−。法の支配を無効化し、民主主義を混乱に陥れる「永遠の政治」。純潔無垢なるロシアの復活を唱え、EUの破壊を画策するプーチンの思想に鋭くメスを入れ、右傾化する世界の実態を捉える。【「TRC MARC」の商品解説】
▼ロシアはなぜクリミアに侵攻したのか
法の支配を無効化し、民主主義を混乱に陥れ、歴史を葬り去る「永遠の政治」。
プーチンによる「永遠」の体制は、純潔無垢なるロシアの復活を唱え、
EUの破壊を画策し、遂にはウクライナの混乱に乗じてクリミアを併合する。
ロシアはなぜクリミアに侵攻したのか――。
20世紀末、ソ連が崩壊し、冷戦が終結したのに伴い、
自由民主主義の勝利が確定したかに思われた。
一部の識者は、平穏でグローバライズされた未来を確信し、「歴史の終焉」を宣言した。
だが、そう信じたのは見当違いだった。
2000年にロシアの大統領となったプーチンは、
オリガルヒ(新興財閥)とファシズムを混交させた新たな権威主義体制を構築し、
ロシアに新たなファシズムが現れたのである。
法の支配を無効化し、民主主義を混乱に陥れ、
歴史を葬り去るプーチンの「永遠の政治」は、やがて、
純潔無垢なるロシアの復活を唱え、EUの破壊を画策し、
遂にはウクライナの混乱に乗じてクリミアを併合する。
プーチンの思想に鋭くメスを入れ、右傾化する世界の実態を捉える世界的な話題作。【商品解説】
目次
- プロローグ(2010年)
- 第1章 個人主義か全体主義か(2011年)
- 第2章 継承か破綻か(2012年)
- 第3章 統合か帝国か(2013年)
- 第4章 新しさか永遠か(2014年)
- 上巻原註
著者紹介
ティモシー・スナイダー
- 略歴
- 〈ティモシー・スナイダー〉1969年オハイオ州生まれ。オクスフォード大学でPh.D.を取得。イェール大学歴史学部教授。専攻は中東欧史、ホロコースト論、近代ナショナリズム研究。
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