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商品説明
近代フランスの社会は、男女の身体、情動、欲望をめぐってどのような規範を課し、逸脱はどのように表象されたのか? 小説、自伝、日記、医学書、性科学の啓蒙書などの言説をつうじて読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
自由を求めて欲望のままに生きた「逸脱者」たち
独身、同性愛、フェティシズム、サド=マゾヒズム……
激動の近代、既存の枠組みに収まらない人々はどう生きたのか?
逸脱にはさまざまな形が存在する。規範があるから逸脱があり、規範がなければ逸脱も存在しない。逆に逸脱の多様性は、社会を規定する明示的、あるいは暗黙の規範を浮き彫りにする。近代フランスの社会は、男女の身体、情動、欲望をめぐってどのような規範を課し、逸脱はどのように表象されたのか? 小説、自伝、日記、医学書、性科学の啓蒙書などの言説をつうじて読み解いていく。【商品解説】
欲望のままに、自由を希求した「逸脱者」たち――。
民主化と、産業革命と、都市化を迎えた激動の近代に、男/女の既存の枠組みに収まらない人々は何を求め、どう生きたのか? 独身、同性愛、フェティシズム、サド=マゾヒズム等々。「逸脱」が、社会規範と欲望の表象を浮き彫りにする。【本の内容】
目次
- はじめに
- 規範と抵抗/逸脱と病理の位置づけ/本書の構成
- 第Ⅰ部 女たち
- 第一章 若い娘たちの表象──魂から身体へ
- 「若い娘」という形象/「夢の女」たちの系譜/夢の女から若い娘へ/
- ロマン主義時代の若い娘/「生理学」の言説/十九世紀末における若い
- 娘の変貌――モーパッサンとグールモン/エドモン・ド・ゴンクール作
- 『シェリ』の意図/若い娘の身体と病理
著者紹介
小倉孝誠
- 略歴
- 〈小倉孝誠〉1956年生まれ。パリ・ソルボンヌ大学文学博士。慶應義塾大学文学部教授。専門は近代フランスの文学と文化史。著書に「写真家ナダール」「革命と反動の図像学」など。
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