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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/10/06
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:19cm/123p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2538-3
紙の本
ノーベル賞に二度も輝いた不思議な生物 テトラヒメナの魅力
著者 沼田治 (著)
研究者はどういう理由でテトラヒメナを選び、どういう実験を行ない、大きな発見に至ったのか。繊毛虫テトラヒメナの分子生物学の発展への貢献を、時代背景をたどりながら紹介し、テト...
ノーベル賞に二度も輝いた不思議な生物 テトラヒメナの魅力
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商品説明
研究者はどういう理由でテトラヒメナを選び、どういう実験を行ない、大きな発見に至ったのか。繊毛虫テトラヒメナの分子生物学の発展への貢献を、時代背景をたどりながら紹介し、テトラヒメナの研究材料としての魅力を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
▼テトラヒメナをご存知ですか?
ノーベル賞に輝いたリボザイムとテロメアの発見に導いた研究材料です。
ダイニン、テロメア、リボザイム、ヒストンアセチラーゼ、テロメアRNA、スキャンRNAと、次々と重要な発見に結びついた、優れた生物の魅力を紹介します。
この本を書いた目的は2つあります。
1番目は、分子生物学の発展に大きな貢献をしているテトラヒメナを多くの方々に知っていただくことです。大きな発見(2件のノーベル賞受賞を含む)に結びついた研究の背景には、研究者の優れたインスピレーションと研究材料の適切な選択があります。どういう理由でテトラヒメナを選び、どういう実験を行ない、大きな発見に至ったのか、時代背景をたどりながら紹介します。
2番目は、一人の生物学者が愛すべき研究材料テトラヒメナについて思いをつづり、こんなに魅力的な生物がいることを皆さんに知ってもらいたいと思ったからです。生物学に興味のある方もない方も、テトラヒメナの研究がわれわれの命に深くかかわりあっていることを知っていただければうれしく思います。【商品解説】
研究者にノーベル賞を2回も受賞させた不思議な生物がいる。他の生物にはない不思議な特徴をいくつも持つその生物は、生物学上の大発見をもたらした――。本書は、研究者がなぜこの生物「テトラヒメナ」を研究材料に選び、どういった方法で実験を進めノーベル賞受賞に至ったのか、その道筋を解説する。【本の内容】
目次
- はじめに
- 第1章 セレンディピティ満載の不思議な生物、テトラヒメナ
- 1.1 テトラヒメナとは
- 1.2 テトラヒメナは2つの核をもつ
- 1.3 テトラヒメナには7つの性がある
- 1.4 テトラヒメナの有性生殖はとても複雑である
- 1.5 テトラヒメナの終止コドンUAAはグルタミンをコードする
- コラム1 二核性の進化は2段階で獲得された?
著者紹介
沼田治
- 略歴
- 〈沼田治〉1952年生まれ。筑波大学大学院博士課程生物科学研究科生物物理化学専攻単位取得退学。同大学生物科学系教授を経て、2018年定年退職。理学博士。
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