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商品説明
在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁の法令第33号により没収され、それに起因する在外財産の補償問題に対し、植民地朝鮮の在留日本人であった朝鮮縁故者と日本政府がどのように対応したのかを実証的に考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
朝鮮引揚者の戦後が日韓請求権問題に収斂する過程を描いた注目作
1945年の敗戦後、朝鮮半島から引揚げを余儀なくされた日本人。
彼らの私有財産の没収に対する認識/対応と、日韓国交正常化交渉に臨む日本政府の行動は、相互に関連性を持ちながら調和してゆく。
その結果が日韓請求権問題に盛り込まれ、双方の国民感情が衝突する過程を描出する。
日韓歴史認識問題にも示唆を与える必読の書!【商品解説】
終戦時、朝鮮半島から引き揚げた日本人の在韓財産の返還請求が問題となった。本書ではその返還交渉の中心を担った在韓日本人有力者「朝鮮縁故者」の活動を描くことで、彼らの活動と後の国交正常化交渉や今日の歴史認識問題との連続性を明らかにする。【本の内容】
目次
- 序章 「在韓日本財産の数字」から請求権問題への連続性
- 一 歴史学と政治学の接点にある「空白」
- 二 朝鮮縁故者(個人/法人)と「在韓日本財産の数字」
- 三 本書の構成と史資料について
- 第一章 一九四五年の敗戦
- 一 日本政府・京城日本人世話会の定着促進と財産保護
- 二 米軍政の中の京城日本人世話会、そして総引揚げ
- 第二章 引揚げ後の朝鮮縁故者(個人)
- 一 朝鮮引揚同胞世話会の植民地認識と個人財産の調査
- 二 外務省の経済再建構想と鈴木武雄の交錯
著者紹介
朴 敬珉
- 略歴
- 〈朴敬珉〉1981年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)。ケンブリッジ大学アジア中東学部客員研究員兼ERCプロジェクト客員研究員。
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