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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/04/06
- 出版社: 慶應義塾大学教養研究センター
- サイズ:19cm/113p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2515-4
紙の本
ジョン・ラスキンの労働者教育 「見る力」の美学 (慶應義塾大学教養研究センター選書)
著者 横山 千晶 (著)
19世紀イギリスの思想家・美術評論家のジョン・ラスキンが労働者大学で行った、「描くことを教える」教育の実態を解明。ラスキンと労働者たちの実践が、現代における教養教育へのヒ...
ジョン・ラスキンの労働者教育 「見る力」の美学 (慶應義塾大学教養研究センター選書)
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商品説明
19世紀イギリスの思想家・美術評論家のジョン・ラスキンが労働者大学で行った、「描くことを教える」教育の実態を解明。ラスキンと労働者たちの実践が、現代における教養教育へのヒントとなりうることを示唆する。【「TRC MARC」の商品解説】
19世紀イギリスの思想家ジョン・ラスキン(1819~1900)が労働者大学で行った教育の実態を平易に描きだし、ラスキンと労働者たちの実践が、現代における教養教育(再生)へのヒントとなりうることを示唆する。
1854年、すでに美術評論家としての地位を確たるものにしていた35歳のジョン・ラスキン(1819~1900)は、この年に設立された労働者大学の素描クラスを無給で受け持つことに決める。当時、イギリスでは、産業革命と機械化によって非熟練労働者が増大、社会格差がさまざまな問題を生んでおり、労働者に有機的なカリキュラムの教育を与えることで格差問題を解決しようとした労働者教育運動が行われていた。労働大学はその一環として設置されたのである。本書は、ラスキンと芸術家の仲間たちの労働者大学へのコミットの実態を明らかにし、ラスキンがこの時、何を目指していたのかを描き出す。【商品解説】
19世紀イギリスの思想家ジョン・ラスキンが、労働者大学で行った教育の実態を平易に描き出す。多くの労働者たちが、デザイナーや芸術家として大学を巣立っていった実態から、著者はそこに教養教育の原点と、ラスキン思想の本質を見ている。【本の内容】
目次
- <b>はじめに――1854年10月、ロンドン</b>
- <b>1 労働者大学の創立</b>
- 1-1 その背景――労働者のための教育
- 1-2 労働者大学(Working Men’s College)の開校
- <b>2 ジョン・ラスキンと労働者大学</b>
- 2-1 ラスキン、講師陣に加わる
- 2-2 ラスキンを駆り立てたもの その1――人生の岐路
- 2-3 ラスキンを駆り立てたもの その2――国家の芸術教育
著者紹介
横山 千晶
- 略歴
- 横山 千晶
慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は19世紀のイギリス文化。ヴィクトリア朝に始まった芸術と生活の融合と、コミュニティ構築に果たす芸術の役割をテーマとして、研究と実践を重ねている。
訳書に、ウィリアム・モリス著『ジョン・ボールの夢』(晶文社、2000年)、ジョージ・P・ランドゥ著『ラスキン――眼差しの哲学者』(日本経済評論社、2010年)。著作に『愛と戦いのイギリス文化史――1900-1950年』(共著、慶應義塾大学出版会、2007年)、『愛と戦いのイギリス文化史――1951-2010年』(共著、慶應義塾大学出版会、2011年)、『芸術と福祉――アーティストとしての人間』(共著、大阪大学出版会、2009年)などがある。
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