「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:研究者
- 発売日:2018/03/15
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/222p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2507-9
- 国内送料無料
紙の本
格差社会と労働市場 貧困の固定化をどう回避するか
著者 樋口 美雄 (著),石井 加代子 (著),佐藤 一磨 (著)
日本の格差拡大現象の主因を新たなパネルデータをもとに解明し、不平等の拡大と固定化をストップさせるための方策を「雇用モデルの変容」「積極的雇用政策」「税や社会保険・社会保障...
格差社会と労働市場 貧困の固定化をどう回避するか
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
日本の格差拡大現象の主因を新たなパネルデータをもとに解明し、不平等の拡大と固定化をストップさせるための方策を「雇用モデルの変容」「積極的雇用政策」「税や社会保険・社会保障給付」等、労働経済学の視点から分析する。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の格差拡大現象をダイナミックに分析!
「一億総中流」時代が去り、日本でも所得、資産はもとより就業機会、教育から時間貧困、健康に至るまで、格差が拡がっている。
新たなパネルデータを使ってこの主因を解明し、不平等の拡大と固定化をストップさせるための方策を「雇用モデルの変容」「最低賃金や能力開発支援等の積極的雇用政策」「教育の機会均等」「税や社会保険・社会保障給付」などの労働経済学の視点から分析する本格的研究。
▼所得格差、資産格差のみならず、就業格差、、教育格差、健康(病気になったとき病院へいけるかどうか)に至るまで、持てる者と持たざる者、勝ち組と負け組みの格差はますます大きくなる一方である。このギクシャクした社会になった主因はどこにあるかを、新たなパネルデータを使って解明する。
▼不平等のさらなる拡大と固定化をストップさせるための方策を考察し、各章末に分析の結果得られた見解を「結論」として示す。
家計の所得の変動、労働市場の変容、就業形態と家族形態との関係、非正規労働者の賃金引き上げ、マクロの景気変動が家計に与えるショック、医療サービスへの接近可能度合い、「時間貧困」が家庭内に与える影響、格差が将来の教育にどう作用するか、格差と健康との関係など、労働経済学からの多面的なアプローチによって今日のわが国の現状をつぶさに解説。【商品解説】
現代日本に起きている経済格差について、「雇用モデルの変容」「最低賃金や能力開発支援等の積極的雇用政策」「教育の機会均等」「税や社会保険・社会保障給付」など労働経済学の視点からダイナミックに分析する本格的研究。【本の内容】
目次
- 第1章 日本の所得格差は拡大したのか
- 1 なぜ所得格差について分析することが重要なのか
- 2 日本では経済的に豊かな家計が増えたのか、貧しい家計が増えたのか
- 3 日本の所得格差は拡大しているのか
- 4 年齢階層別の所得格差はどのように変化してきたのか
- 5 上位1%の所得占有率は拡大したのか
- 6 政府による所得再分配機能は有効に機能しているのか
- 7 資産格差は拡大してきたのか
- 8 相対的貧困率は上昇してきたのか
- 9 貧困は固定化しているのか
著者紹介
樋口 美雄
- 略歴
- 〈樋口美雄〉1952年生まれ。慶應義塾大学商学部教授。博士(商学)。「雇用と失業の経済学」でエコノミスト賞受賞。
〈石井加代子〉1978年生まれ。慶應義塾大学経済学部特任講師。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む