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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2017/12/19
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:20cm/279,11p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2490-4
紙の本
漱石の書斎 外国文学へのまなざし 共鳴する孤独
著者 飛ケ谷 美穂子 (著)
漱石はいかにして外国文学を読み、傑作をうみだしていったのか。ピーコック、ブラウニングなど、漱石の蔵書を手がかりに作品を読み解き、〈東洋と西洋〉〈影響と受容〉という二項対立...
漱石の書斎 外国文学へのまなざし 共鳴する孤独
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商品説明
漱石はいかにして外国文学を読み、傑作をうみだしていったのか。ピーコック、ブラウニングなど、漱石の蔵書を手がかりに作品を読み解き、〈東洋と西洋〉〈影響と受容〉という二項対立を超えた、その〈現代性〉を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
漱石はいかにして外国文学を読み、
傑作をうみだしていったのか?
▼漱石作品のなかには、謎の外国語、そして外国作品の引用句がちりばめられている。本書では、遺された蔵書をたんねんに調べ上げることで、それらの出所を突き止め、漱石がどのように外国語の本を読み、作品のなかに取り込んでいったのかを明らかにする。
▼とりわけ、ピーコック、ブラウニング、シェンキェヴィチ、ウィリアム・シャープなどの典拠を手がかりに漱石作品を読み解き、〈東洋と西洋〉、〈影響と受容〉という二項対立を超えた、その〈現代性〉――近代人の絶望的な〈孤独〉の所以――をさぐりあてていく。【商品解説】
〈東洋と西洋〉〈影響と受容〉という二項対立の図式を超えた視点から、漱石の〈現代性〉の所以を探るとともに、今日私たちが漱石作品を読むことの意味を考察する。卓越した英文学者でもあった漱石の作品読解に関して、比較文学的アプローチの有効性と重要性が明晰になる一冊。【本の内容】
目次
- 第一章 漱石文庫をたずねて
- Ⅰ 「漱石山房」から「漱石文庫」へ
- Ⅱ 「漱石文庫」と「狩野文庫」
- Ⅲ 漱石の愛蔵書
- 第二章 英学から英文学へ
- Ⅰ 六ペンス叢書の伝説
- Ⅱ 英語との出会い
- Ⅲ 漢学塾から英学塾へ
- Ⅳ 英文学への道
- 第三章 奇人たちの饗宴
著者紹介
飛ケ谷 美穂子
- 略歴
- 〈飛ケ谷美穂子〉札幌市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。近代文学研究者。日本比較文学会理事。著書に「漱石の源泉」など。
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