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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2017/10/14
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/283,2p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2483-6
- 国内送料無料
紙の本
水俣の記憶を紡ぐ 響き合うモノと語りの歴史人類学
著者 下田 健太郎 (著)
2006年から2015年にかけて水俣・芦北地域で行ったフィールドワークに基づき、水俣病経験が想起され、その記憶が紡がれていくありようを、歴史人類学の視点から明らかにする。...
水俣の記憶を紡ぐ 響き合うモノと語りの歴史人類学
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商品説明
2006年から2015年にかけて水俣・芦北地域で行ったフィールドワークに基づき、水俣病経験が想起され、その記憶が紡がれていくありようを、歴史人類学の視点から明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
▼「一人の私」に立ち返る――。
本書では、水俣病の経験を、運動・訴訟や社会的状況のみならず、
個々人をとりまく生活世界とも連動しながら、記憶が紡がれてゆくプロセスとして描き出し、
チッソが水俣に工場を設立して以降のおよそ110年という時間軸のなかに位置づけてゆく。
モノや語りに表象される過去の水俣病経験ではなく、モノや語りを媒介としながら、
今なお生きられる水俣病経験のダイナミックなありよう、
被害/加害の対抗図式を超えて、「当事者」の〈顔〉を描き出す、気鋭の力作。【商品解説】
「魂石」と呼ばれる石像(=モノ)に想いを仮託し建立を進めてきた「本願の会」に焦点を当て、彼らへのインタビューを中心とした10年にもわたるフィールドワークをもとに、今なお水俣病の経験を生きる人々の姿を描き出す。公害の経験から何を学び次代に記憶を残していくかを問う本書は、公害(災害)後の社会秩序をどう再構築するかという大きな課題に一つのヒントを与える。【本の内容】
目次
- 序章
- 第1節 本書の射程−水俣が切りひらく問い
- 第2節 「現在」を解きほぐす−歴史人類学の視点
- 第3節 モノの力−「物質文化研究」の視点
- 第4節 「響き合うモノと語りの歴史人類学」へ
- 第5節 本書の構成とフィールドワークの概要
- 第1章 水俣の歴史的概要
- 第1節 水俣市の概要
- 第2節 水俣の近代化
- 第3節 「水俣研究」の歩み
著者紹介
下田 健太郎
- 略歴
- 〈下田健太郎〉1984年東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(史学)。日本学術振興会特別研究員(PD)。
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