「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:研究者
- 発売日:2017/10/28
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/202p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2471-3
- 国内送料無料
紙の本
マニラ・ガレオン貿易 陶磁器の太平洋貿易圏
著者 宮田 絵津子 (著)
スペイン人による銀と絹の交易と考えられてきたマニラ・ガレオン貿易。しかしその実態は、数多の勢力が時に対立し、時に協働しながら構築されたものだった。陶磁器の考古学分析と文献...
マニラ・ガレオン貿易 陶磁器の太平洋貿易圏
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
スペイン人による銀と絹の交易と考えられてきたマニラ・ガレオン貿易。しかしその実態は、数多の勢力が時に対立し、時に協働しながら構築されたものだった。陶磁器の考古学分析と文献史料の渉猟により新たな貿易像を解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
▼陶磁器から眺望する世界的流通網
スペイン人による銀と絹の交易と考えられてきたマニラ・ガレオン貿易。
しかしその実態は、より様々な勢力とモノが入り乱れる、利権の坩堝だった。
考古学と文献史料双方から解明する、新たな貿易像。
16世紀から17世紀にかけて興隆をみせたガレオン貿易。
マニラを起点に太平洋を横断し、アメリカ大陸を経てイベリア半島に至る
世界的な流通は、ヨーロッパのライフスタイルまでをも変質させた。
しかし、従来スペイン人が独占してきたとされるこの貿易は、
ポルトガル人、中国人、コンベルソ、その他数多の勢力が時に対立し、
時に協働しながら構築されたものだった。
陶磁器の考古学的分析と文献史料の渉猟により、
マニラ・ガレオン貿易におけるモノと人の交錯を巨視的に捉えなおす力作。【商品解説】
マニラ・ガレオン貿易の研究は、大航海時代の貿易史としては非常に重要なテーマであるが、先行研究ではスペイン人が銀・絹などを流通させていたとする解釈に留まっていた。本書では、その解釈を批判的に検討。広大な商業圏と強大な影響力をもっていたことを、考古学的手法を用い論証する。【本の内容】
目次
- 序章
- 第1章 ポルトガル人とスペイン人のアジア海域進出
- 1 イベリア勢力の海外進出
- 2 ポルトガル人とスペイン人到来以前のアジア地域の交易
- 3 マニラの設立と交易
- 4 マニラ・マカオ間の交易と他の港市国家
- 5 マニラの中国人
- 第2章 マニラ・ガレオン貿易における商業と商人
- 1 マニラからヌエバ・エスパーニャへの商品の流れ
- 2 市場構造とメキシコ人商人
著者紹介
宮田 絵津子
- 略歴
- 〈宮田絵津子〉1970年生まれ。立教大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(RPD)、立教大学兼任講師。専門は歴史学・考古学。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む