「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/07/01
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/366,23p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2416-4
- 国内送料無料
紙の本
井筒俊彦英文著作翻訳コレクション 2 クルアーンにおける神と人間
著者 井筒俊彦 (著),鎌田繁 (監訳),仁子寿晴 (訳)
1950年代から80年代にかけて井筒俊彦が海外読者に向けて著した英文代表著作を本邦初訳。2は「クルアーンにおける神と人間」を収録。アラビア語聖典の言語宇宙を内側から照射す...
井筒俊彦英文著作翻訳コレクション 2 クルアーンにおける神と人間
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:44,000円(400pt)
- 発送可能日:1~3日
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
1950年代から80年代にかけて井筒俊彦が海外読者に向けて著した英文代表著作を本邦初訳。2は「クルアーンにおける神と人間」を収録。アラビア語聖典の言語宇宙を内側から照射する。カナダのマギル大学での講義を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
▼井筒俊彦英文著作翻訳コレクション第二弾God and Man in the Koran (1964)の日本語訳。
▼クルアーンに示される世界の中心をなす「創造主である神」と「被造物たる人間」との関係を、意味論的に分析するという世界的にも画期的な名著を最新研究をふまえ翻訳。
井筒はまず冒頭の二章を割いて、意味論的方法とは何か、それをいかにクルアーン分析に有効かを説明し、さらに「主としての神」、「奴隷としての人間」というセム的な神人関係を土台とするクルアーン的世界観の基礎構造を概説する。
つづいて、クルアーンの中心的存在である神について、アッラーという神名とその意味領域について論じるため、前イスラーム(pre-Islamic)のジャーヒリーヤ期と呼ばれる「無道時代」のアッラーの在り方、それがユダヤ教徒やキリスト教徒との接触を通じて変容してゆく様を叙述する。
井筒の著作を特徴づける、確固たる意味論的方法およびクルアーンをクルアーンに内在する世界観で理解しようとするオリジナルなテクスト読みは、クルアーンをより詳しく理解しようとする読者のみならず、井筒読者も満足させる内容。多引されるジャーヒリーヤ詩は本書でしか出会えない逸品の作品でもある。【商品解説】
クルアーン(=コーラン)に示されている思想世界の中心をなす「創造主である神」と「被造物たる人間」との関係を、意味論的に分析するという世界的にも画期的なクルアーン論の名著を、最新研究をふまえ翻訳。多引されるジャーヒリーヤ詩は、本書でしか出会えない逸品。【本の内容】
目次
- 序
- <b>第一章 意味論とクルアーン</b>
- 一 クルアーンの意味論
- 二 個別概念の統合
- 三 「基本的」意味と「連関的」意味
- 四 語彙と世界観(Weltanschauung)
- <b>第二章 歴史のなかに配置されたクルアーンのキー・ターム</b>
- 一 通時的意味論と共時的意味論
著者紹介
井筒俊彦
- 略歴
- 〈井筒俊彦〉1914〜93年。東京都生まれ。慶應義塾大学文学部で講義「言語学概論」を開始。イラン王立哲学アカデミーなどで研究に従事。著書に「イスラーム文化」「意識と本質」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む