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- カテゴリ:大学生・院生
- 発売日:2017/03/23
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:26cm/234p
- 利用対象:大学生・院生
- ISBN:978-4-7664-2400-3
紙の本
自然地理学 地球環境の過去・現在・未来 第5版
著者 松原 彰子 (著)
地球環境問題および地震・火山災害などの諸課題を、自然地理学の立場から考えるための入門書。大気・海洋・地盤環境の過去から現在までの変化過程とその原因、将来予測について、図表...
自然地理学 地球環境の過去・現在・未来 第5版
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商品説明
地球環境問題および地震・火山災害などの諸課題を、自然地理学の立場から考えるための入門書。大気・海洋・地盤環境の過去から現在までの変化過程とその原因、将来予測について、図表・写真を交えて平易に説明する。【「TRC MARC」の商品解説】
▼地球でいま何が起きているのか?
温暖化をはじめとする地球環境問題および地震・火山災害などの諸課題を自然地理学の立場から解説した入門書。大気・海洋・地盤環境の過去から現在までの変化過程とその原因、さらに将来予測について、豊富な図表・写真を交えて平易に説明した待望の増補改訂版。
地球全体や身近な地域の自然環境および災害について考えるとき,過去から現在まで大気・海洋・地盤などの環境はどのように変化してきたのか,現在どんな現象が進行しているのか,それらの原因やメカニズムはどの程度明らかになっているのか,今後どのような変化が予測されるかをそれぞれ正確に理解し,客観的な目をもつことはとても大切なことです。
本書は,自然地理学の立場から,こうした視点をもつために必要な項目をまとめたものです。扱う内容が多岐にわたるためページ数の制約はありますが,それぞれの項目について考察の基礎になる図表をできるだけ多く載せたうえで解説を加えました。さらに詳しい内容について知りたい方のために,引用図書のほかに参考図書のリストも加えました。
地理学的なものの見方・考え方の特徴は,空間的・時間的な解析を行って,それぞれにズーム機能をもたせて考察する点にあります。すなわち,空間的には,地球規模で起きていることから身近な地域にまで目を向け,それらの結びつきを考えます。また時間的には,最近数十年間あるいは数百年間に起こってきた現象が,より長期的な時間スケールの変化の中ではどのように位置づけられるかに注目します。こうした柔軟な姿勢をもつことで,さまざまな現象や問題をより総合的にとらえることができるようになります。【商品解説】
地球環境問題や自然災害を、地理学の立場から考えるための入門書第5版。過去に起きた環境変化、現在進行中の現象とその原因追究、将来的に起こりうる環境変化予測のための最新データが満載。第4版(2014年2月刊)からすべてのデータを更新、また各種図版を拡充した。【本の内容】
目次
- 1章 地球環境変遷とその原因
- 1.1 地球環境の歴史と現在の位置づけ
- 1.2 第四紀における気候変化と海面変化
- 1.3 気候変化の原因
- 2章 古気候・古環境の復元
- 2.1 現在の気候の特徴および古気候の復元方法
- 2.2 氷河の痕跡を用いた古気候復元
- 2.3 化石による古気候・古環境復元
- 2.4 酸素同位体を用いた古気候・古環境復元
- 3章 旧海水準および海岸線の復元
著者紹介
松原 彰子
- 略歴
- 〈松原彰子〉東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科地理学博士課程修了。慶應義塾大学経済学部教授、理学博士。専門は自然地理学、第四紀学。共著に「ジオ・メディアの系譜」「人文地理学」など。
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