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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/02/07
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:20cm/189p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2391-4
読割 50
紙の本
世界と僕のあいだに
【全米図書賞(2015年)】黒人の肉体は自らの所有物ではなく、白人によって築かれた祖国アメリカの歴史を支えてきた資源にすぎない−。冷徹な現実認識をもって、現代アメリカ社会...
世界と僕のあいだに
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商品説明
【全米図書賞(2015年)】黒人の肉体は自らの所有物ではなく、白人によって築かれた祖国アメリカの歴史を支えてきた資源にすぎない−。冷徹な現実認識をもって、現代アメリカ社会の矛盾を描き、黒人が生き抜く術を教える、父から息子への長い長い手紙。【「TRC MARC」の商品解説】
▼これがお前の国なんだよ。
「これがお前の世界なんだよ。これがお前の肉体なんだよ。
だからお前は、その状況のなかで
生きていく方法を見つけなければならない」
アメリカにあって黒人であるということ、
この国の歴史を、この肉体とこの運命を生き抜くことを説く、
父から息子への長い長い手紙。
2015年度全米図書賞受賞の大ベストセラー
解説=都甲幸治【商品解説】
タナハシ・コーツはまだ41歳ではありますが、現在、アメリカの黒人差別を語るうえで最も重要な思想家とみなされています。本書は、自伝的な内容でありながら、コーツの視点から、アメリカ黒人の歴史、ひいてはアメリカという国家の歴史をも描いています。2017年1月には新大統領が誕生しますが、黒人暴動の背景を知るうえでも、WASPとその他マイノリティに分断された国家、アメリカの混沌とした社会状況を知るうえでも本書は必読の書です。【本の内容】
著者紹介
タナハシ・コーツ
- 略歴
- 〈タナハシ・コーツ〉1975年ボルチモア生まれ。ハワード大学中退。作家、ジャーナリスト、教育者。「世界と僕のあいだに」で2015年全米図書賞受賞。マッカーサー基金のジーニアス・グラントを受ける。
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紙の本
アメリカを知るために
2021/07/29 22:25
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカ合衆国の人種問題について考えるうえでまず手に取るものとしていいほどの重要作だ。ボールドウィンの再来という評価も大袈裟なものではない。