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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2017/02/28
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/320p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2386-0
- 国内送料無料
紙の本
インドネシア国家と西カリマンタン華人 「辺境」からのナショナリズム形成
著者 松村 智雄 (著)
1950年代には「インドネシアの外部」に位置した西カリマンタン華人が、インドネシアという国家に組み込まれていく過程を辿り、「辺境」に暮らす民衆の視点から歴史を考える。【「...
インドネシア国家と西カリマンタン華人 「辺境」からのナショナリズム形成
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商品説明
1950年代には「インドネシアの外部」に位置した西カリマンタン華人が、インドネシアという国家に組み込まれていく過程を辿り、「辺境」に暮らす民衆の視点から歴史を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
▼ふたつの国家に翻弄された西カリマンタン華人の60年の歴史を辿る
本書が対象とするのは、インドネシアの一地域ではあるが、ジャワ島やバリ島といった比較的知られた地域ではなく、カリマンタン島西部という、いわば「辺境」である。西カリマンタンは、インドネシア国家とどのような関わりを持ってきたのか。
この地域は元来、インドネシアのナショナリズムの中心であったジャワ島とは全く異なる歴史的背景を持つ。そのような別個の社会がインドネシアという国家の一部になっていく過程は波乱に満ちたものであった。
またこの地域に暮らす華人たちは、インドネシアと中国というふたつの国家に翻弄されてきた。その60年の歩みを辿り「辺境」に暮らす民衆の視点から歴史を考える。【商品解説】
ボルネオ島の西カリマンタン州に暮す華人たちは、インドネシア国家に翻弄されながらも独自の文化を保ち、民主化が進んだ2000年代以降ついに政治参加を果たす。本書では、西カリマンタン華人のナショナリズム形成過程をインドネシア語・中国語の文献やインタビュー調査から明らかにすることで、民族協和のあり方を模索する。【本の内容】
目次
- 序章
- 1 主題−本書の視角
- 2 先行研究
- 3 インドネシアの華人社会
- 4 西カリマンタン社会の基層構造
- 5 二〇〜二一世紀の西カリマンタン華人社会の動向
- 6 研究方法
- 7 本書の構成
- 第Ⅰ章 インドネシア国家との弱いつながり
- 1 西カリマンタンにおける教育とメディア
著者紹介
松村 智雄
- 略歴
- 〈松村智雄〉東京大学大学院博士課程修了。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手。専門は東南アジア地域研究(主なフィールドはインドネシア)、華人研究、移民研究。
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