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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2016/10/15
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/291,8p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2359-4
- 国内送料無料
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商品説明
帝国日本に統治された台湾と旧南洋群島。そこに生きた人々の、「日本化」から脱植民地化への道のりをたどり、彼ら/彼女らの歴史認識と「日本」認識の形成過程・変容を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
▼ポストコロニアルな歴史人類学の可能性をひらく。
帝国日本に統治された台湾と旧南洋群島。そこに生きた人々の、「日本化」から脱植民地化への道のりをたどり、彼ら / 彼女らの歴史認識と「日本」認識の形成過程と変容とを明らかにする。
今日、日本人は、「親日」的に見える旧植民地の人々と出会ったときに、彼らの好意的な発言の背後に隠された旧植民地の人々の「脱植民地化」の苦悩への想像力を持てなくなってしまい、ノスタルジーに浸り、自らに心地よい解釈に酔うという落とし穴にはまってしまいがちになったのではないか。……私たちに求められているのは、彼らの声に耳を傾けることによる今更ながらの自らの「脱帝国化」ではないだろうか。 ―― 本書三尾裕子論文より【商品解説】
「日本」をどのように他者化し、排除し、あるいは自らの文化に内在化させていったのか――。大日本帝国の統治が、台湾や南洋群島の人々にもたらした経験と、脱植民地化の過程での記憶の変容を、人々のローカルな視点から論じ、詳らかにする。【本の内容】
目次
- まえがき 遠藤 央
- 台湾と旧南洋群島におけるポストコロニアルな歴史人類学の可能性 三尾裕子
- ―― 重層する外来政権のもとでの脱植民地化と歴史認識 ――
- <b>第1部 日本の植民地支配と国際環境</b>
- 委任統治・信託統治と「日本」 遠藤 央
- ―― 戦後の始まりあるいは記憶と忘却のずれについて ――
- 台湾における日本仏教の社会事業 松金公正
- ―― 一八九五~一九三七 ――
収録作品一覧
台湾と旧南洋群島におけるポストコロニアルな歴史人類学の可能性 | 三尾裕子 著 | 1−30 |
---|---|---|
委任統治・信託統治と「日本」 | 遠藤央 著 | 33−52 |
台湾における日本仏教の社会事業 | 松金公正 著 | 53−92 |
著者紹介
三尾 裕子
- 略歴
- 〈三尾裕子〉慶應義塾大学文学部教授。文化人類学、東アジア研究。博士(学術)。
〈遠藤央〉1957年生まれ。京都文教大学総合社会学部・大学院文化人類学研究科教授。
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