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商品説明
日本と中国の間で交錯し、最終的に日本の敗戦という形でその役割を終えた思想、「アジア主義」。ついには連帯の理念として結実することがなかったこの思想の相互作用を比較思想の視座から再検討し、現代への示唆を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
▼アジア主義の、孫文以降の中国における変容と日本での展開との相互作用を描き出す。
▼アジア主義は、アジア諸国の連帯を標榜しつつ、結果として日本においては帝国主義の正当化に利用され、中国においては国内の政治・軍事目的に利用された、いわば同床異夢の「幻視」であった。本書は、第一次世界大戦前後から日中戦争期に至るまでのアジア主義の思想的展開を、宮崎滔天、孫文らとその継承者を軸に考察し、日中の政治的帰結とともにその意味を再検討する。【商品解説】
アジア主義は、日本においては帝国主義の正当化に利用され、中国においては国内の政治・軍事目的に利用された、いわば同床異夢の「幻視」であった。本書は、第一次世界大戦前後~辛亥革命~日中戦争期に至るまでのアジア主義の思想的展開を、宮崎滔天、孫文といったキーパーソンの思想を軸に考察。アジア主義思想の現代における示唆を提示する。【本の内容】
目次
- 序章 アジア主義への視座
- 第一部 明治・大正期における言説と思想
- 第一章 アジア連帯思想の形成と展開
- 第一節 思想としてのアジア
- 第二節 第一次世界大戦前後におけるアジア主義の諸形態
- 第二章 宮崎滔天のアジア革命論
- 第一節 支那革命主義の形成
- 第二節 中国革命運動と滔天
- 第三節 アジア主義の再構築
- 第三章 頭山満における皇国とアジア
著者紹介
嵯峨 隆
- 略歴
- 〈嵯峨隆〉1952年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。静岡県立大学国際関係学部教授。著書に「戴季陶の対日観と中国革命」「近代中国アナキズムの研究」など。
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