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商品説明
空海の生きた時代背景にそくしつつ、代表著作を精緻に読み解くことで、その思想の核心たるマンダラ思想が、どのようにして生まれ、体系化されていったのかを、迫力ある筆致で描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
▼著者が長年の思索をとおして逢着した、空海の真言思想の真髄を描き出す。
本書では、青年期から晩年にいたるまで、時代背景にそくして空海の足跡を丁寧にたどりながら、『聾瞽指帰』『請来目録』「勧縁疏」『般若心経秘鍵』などの代表著作を読み解き、その思想の核心たるマンダラ思想の萌芽と体系化の流れを、迫力ある筆致で描き出す。【商品解説】
空海の青年期から晩年に至るまで、時代状況との関わり合いを丁寧に論じながら足跡を辿り、唐のインド僧から受け継いだ密蔵の教え(とくに存在と言葉にまつわる思想)を、空海がどのように発展させていったのかを、代表作を読み解き、詳らかにする。【本の内容】
目次
- まえがき
- <b>序 章 仏教志向と秘門との出会い ―― 『聾瞽指帰』の撰述</b>
- 一 槐市の春秋 ―― 頗る藻麗を学ぶ
- 二 槐市から山林へ ―― 山藪を宅とし禅黙を心とす
- 三 秘門との出会い ―― 岐に臨んで幾度か泣く
- <b>起の章 入唐留学と秘門の受法 ―― 『請来目録』の読み解き</b>
- 一 唐都長安への路 ―― 尋ぬるに一乗を以てす
- 二 梵語の学習と密蔵の受法 ―― 膝歩接足して彼の甘露を仰ぐ
著者紹介
高木訷元
- 略歴
- 〈高木訷元〉1930年島根県生まれ。東北大学大学院修了。インド学仏教史学専攻。元高野山大学学長。高野山大学名誉教授。文学博士。著書に「空海思想の書誌的研究」「空海と最澄の手紙」「空海」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年5月号より
書標(ほんのしるべ)さん
高野山大学名誉教授であり、インド古代思想から日本仏教まで広く研究をしてきた著者による本書。空海存在論の核心となるマンダラ思想について、空海の生きた時代、著作とともにその思想の生成の過程をたどる。時に難解で神秘的な印象を持たせる空海思想に迫る1冊。