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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/02/23
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:19cm/123p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2295-5
紙の本
クジラの鼻から進化を覗く (シリーズ・遺伝子から探る生物進化)
著者 岸田 拓士 (著),斎藤 成也 (監修),塚谷 裕一 (監修),高橋 淑子 (監修)
始新世のわずか1000万年程度の短期間で、劇的に姿を変えたクジラ。その変化の裏側で、どのようにゲノムが進化したのか。小笠原から極北アラスカ、南太平洋バヌアツまで、嗅覚をキ...
クジラの鼻から進化を覗く (シリーズ・遺伝子から探る生物進化)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:14,740円(134pt)
- 発送可能日:1~3日
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商品説明
始新世のわずか1000万年程度の短期間で、劇的に姿を変えたクジラ。その変化の裏側で、どのようにゲノムが進化したのか。小笠原から極北アラスカ、南太平洋バヌアツまで、嗅覚をキーワードにクジラの進化を追いかける。【「TRC MARC」の商品解説】
▼「クジラの研究者になるのもいいな」
小笠原から極北アラスカ、そして南太平洋バヌアツへ。嗅覚をキーワードに、クジラの進化を追いかけた。日本の調査捕鯨問題にも一石を投じた一冊。
クジラは進化生物学の研究対象として魅力的である。始新世のわずか1000万年程度の短時間で、これほどまで劇的に姿を変えた生物はめったにいない。極端な例の中にこそ、普遍的な法則があぶり出される。形態の劇的な変化の裏側で、どのようにゲノムが進化したのか。生物の進化を考えるにあたって、クジラはこれからも重要な手がかりを与えつづけてくれるにちがいない。<「あとがき」より>【商品解説】
かつて生物の形や機能の差異を論じてきた進化学は、ゲノムや遺伝子解析の進展により、いま大きく塗り替えられようとしている。本シリーズは、分野のトップランナーたちの取り組みとその魅力的なキャラクターにフォーカスしながら、遺伝子が明かす進化の最前線へと案内する。
海にいる大きな生き物を研究したい――。大学4回生の夏に訪れた小笠原諸島で出合ったマッコウクジラの不思議な魅力にひきつけられて以来、クジラと海に生きる羊膜動物の謎に遺伝子から迫ってきた著者の取り組みを紹介する。【本の内容】
目次
- 第1章 海に生きる羊膜類
- 1.1 海から陸へ、そして陸から再び海へ
- 1.2 海に棲むウシ ―― 鯨類の進化
- 1.3 クジラの視物質
- コラム1 単系統・側系統・多系統
- 第2章 嗅覚受容体遺伝子
- 2.1 化学物質をニオイとして嗅ぎ分ける
- 2.2 脊椎動物の陸上環境進出と嗅覚受容体レパートリーの変化
- 2.3 鯨類の嗅覚受容体遺伝子
著者紹介
岸田 拓士
- 略歴
- 〈岸田拓士〉1976年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。同大学野生動物研究センター特定助教。
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