「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- みんなの評価
- あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:研究者
- 発売日:2015/03/21
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:20cm/271,21p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2208-5
- 国内送料無料
紙の本
プルーストの黙示録 『失われた時を求めて』と第一次世界大戦
著者 坂本 浩也 (著)
人類に未曾有の被害をもたらした世界大戦のさなかに、作家は何を思い、長大な小説の終盤に戦争を組み込んだのか。たんなる愛国主義にも反戦主義にも回収されない、プルーストの政治的...
プルーストの黙示録 『失われた時を求めて』と第一次世界大戦
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
人類に未曾有の被害をもたらした世界大戦のさなかに、作家は何を思い、長大な小説の終盤に戦争を組み込んだのか。たんなる愛国主義にも反戦主義にも回収されない、プルーストの政治的・社会的・美学的ポジションを再定義する。【「TRC MARC」の商品解説】
プルーストは「大災厄」をいかに描いたか?
▼「戦争文学」としての『失われた時を求めて』
▼第一次世界大戦中、銃後にとどまったマルセル・プルーストは、新聞七紙を購読しながら、ライフワークの執筆をつづけていた。
終息の見えない戦況を目の当たりにした作家は、愛国的なプロパガンダに従事するのでもなく、反戦活動をおこなうのでもなく、長大な小説の終盤に、進行中の「戦争」を取り込むことを選択した。
そのときプルーストはどのような問題意識を抱え、どのようにして言論界への批評的介入を試みたのか?
同時代につくられた戦争の表象の総体をあらわす「戦争文化」という観点から、
『失われた時を求めて』を読みなおし、プルーストの政治的・社会的・美学的ポジションを再定義する意欲作。【商品解説】
目次
- 序章 戦時中のプルースト氏
- 一九一四年
- 一九一五年
- 一九一六年
- 一九一七年
- 一九一八年
- 第一章 パリ空襲と「ワルキューレ」
- 第二章 オリエント化するパリ
- 第三章 「私」の愛国心と芸術観
- 第四章 「復員文学」における暴力
著者紹介
坂本 浩也
- 略歴
- 〈坂本浩也〉1973年生まれ。パリ第4大学博士課程修了。文学博士。立教大学文学部准教授。2011年国際フランス研究協会賞(Prix de l’AIEF)受賞。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む