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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/03/21
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:20cm/464,10p 図版16p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2197-2
紙の本
ノー・タイム・トゥ・ルーズ エボラとエイズと国際政治
著者 ピーター・ピオット (著),宮田 一雄 (訳),大村 朋子 (訳),樽井 正義 (訳)
HIV感染症対策の最前線に立ち続け、国際政治に翻弄されながらも、闘い続けた日々…。エボラウイルスの発見者で、UNAIDS初代事務局長が綴る回顧録。【「TRC MARC」の...
ノー・タイム・トゥ・ルーズ エボラとエイズと国際政治
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商品説明
HIV感染症対策の最前線に立ち続け、国際政治に翻弄されながらも、闘い続けた日々…。エボラウイルスの発見者で、UNAIDS初代事務局長が綴る回顧録。【「TRC MARC」の商品解説】
アフリカの熱帯雨林から国際政治のジャングルへ――
元UNAIDS事務局長が綴る、波乱万丈の回想録。
1976年、ベルギーの若き医師ピーター・ピオットは、恐ろしい感染症を引き起こしていた未知のウイルスを調べるためアフリカ・ザイール(現コンゴ民主共和国)に赴いた。死と隣り合わせの任務のなかで、この「エボラ」がどう広がったのかを突き止めるべく現地の文化や風習に深く身を浸した彼は、感染症との闘いに一生をかけようと決意する。
その6年後、彼は再びザイールの地を踏む。もう一つの新たな流行病、「エイズ」の感染が広がろうとしていたためだ。世界的に流行が拡大した80年代から、彼は国際的なエイズ対策を先導する役割を担い始める。その後、UNAIDS(国連合同エイズ計画)の初代事務局長として、国際的な協力体制を築くためネルソン・マンデラ、フィデル・カストロ、温家宝ら世界の名だたる指導者たちと、あるときは盟友関係を結び、あるときはタフな交渉に臨んでいく。国際機関の非効率や官僚的対応に苦しみながらも少しずつ歩を進めていくその過程には常に、有名無名の人びととの力強く、そして広範な「連携」があった――。
21世紀を迎える激動の時代に、世界の仕組みを変える。ユーモアを交えながらもストレートに、そしてスリリングに綴られる三十余年の回想録は、今日もなお世界で猛威をふるう感染症と、個人そして社会がどう対峙すべきか、多くの示唆を与えてくれる。【商品解説】
目次
- 日本語版への序文
- 序文
- 第1部
- 第1章 青い魔法瓶の中のウイルス
- 第2章 ついに冒険の旅へ
- 第3章 ヤンブクの宣教会
- 第4章 エボラ
- 第5章 流行の噂とヘリコプター
- 第6章 国際調査団
著者紹介
ピーター・ピオット
- 略歴
- 〈ピーター・ピオット〉1949年ベルギー生まれ。アントワープ大学でPh.D(微生物学)取得。ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院学長、元国連合同エイズ計画事務局長。「野口英世アフリカ賞」受賞。
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