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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/10/21
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:20cm/314,21p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2178-1
- 国内送料無料
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商品説明
言語間格差の現状把握を目的として設立されたインターネット上の言語活動の観測所「言語天文台」。その10年間にわたる活動を振り返り、それがどのような問題意識で構想され、つくられ、活動してきたのかをまとめた開発物語。【「TRC MARC」の商品解説】
多言語社会の将来を考える一冊。
ウェブは時々刻々変化する実世界を反映する巨大なマイクロコスモスへと成長した。検索エンジンを通じて、われわれはこの巨大な宇宙を自由に検索できるが、そこから見えるのは、検索ワードという小窓から見た宇宙の断片像に過ぎない。言語天文台は、使用言語の分布や構成、サーバ所在地、リンク構造、グラフ構造といった多面的な切り口からウェブ宇宙を解析し、各言語コミュニティの実像、言語間格差、外部世界とのつながり、サイバースペースの自由度などを立体的に明らかにする。
本書は、言語天文台という、ユニークなデータマイニングの装置、インテリジェンスの装置を開発した筆者と世界の仲間たちの開発物語である。巨大なウェブ宇宙を相手どったデータ収集の苦労、世界の隅っこにおかれた300以上の言語を自動判別する困難、開発の過程で生まれた世界の仲間との意外な出会い、研究プロジェクトに参加した学生たちの試行錯誤や発見などが縦横に語られる。
本書が最後に述べるのは多言語社会の将来像である。サイバースペース上では、エンパワーされた多数の母語が競い合うような多言語社会が実現するのか?それとも多くの母語の死か?【商品解説】
目次
- <b>【第1部 言語天文台とは】</b>
- 第1章 言語天文台とは
- 1 世界の言語天文台
- 2 言語間デジタルデバイド
- 3 言語天文台の目的
- 4 言語天文台の発足
- 5 沖縄憲章からサイバースペース勧告へ
- 6 国連開発目標
- 7 天体の宇宙、言語の宇宙
著者紹介
三上 喜貴
- 略歴
- 〈三上喜貴〉1952年生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。長岡技術科学大学教授。
〈中平勝子〉大阪大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。長岡技術科学大学経営情報系助教。
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