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商品説明
経済学はどのような問題に答えようとしているのか。道徳哲学的な考察が明らかにされている古典派経済学を重視し、「科学と道徳哲学」の関係や、「生産と分配」の問題を中心に、古典から現代までの経済学の発展過程を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
経済学はどのような問題に答えようとしているのか
「科学と道徳哲学」の関係や、「生産と分配」の問題を中心に、古典から現代までを見通す
本書は、経済学がこれまでどのような問題と取り組み、どのような考え方を重視し、何について議論してきたのかを明らかにし、経済学の歴史、多様性、方法論を理解することで、現代の経済学がどのような問題に答えようとしているのかを知るためのものである。
そのため、道徳哲学的な考察が明らかにされている古典派経済学を重視し、「科学と道徳哲学」の関係や、「生産と分配」の問題を中心に古典から現代までの経済学の発展過程を描く。経済学の領域にとどまらず、広く現代社会の成り立ちを考える上での出発点となる一冊。【商品解説】
目次
- 序章 なぜ経済学の歴史を学ぶのか
- 1 経済学の歴史を学ぶことの意義
- 2 テキストの構成と使い方
- 3 経済学の歴史を学ぶ方法論について
- 4 経済学の歴史に関する本書の立場
- 第1部 古典派経済学
- 第1章 経済学の誕生前史
- 1 経済学の誕生までの経済史的背景
- 2 思想的背景
- 3 政治哲学の革命
著者紹介
小畑 二郎
- 略歴
- 〈小畑二郎〉東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。立正大学経済学部教授、筑波大学名誉教授。博士(経済学)。著書に「ヒックスと時間」「ケインズの思想」「アメリカの金融市場と投資銀行業」など。
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