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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/08/12
- 出版社: 慶應義塾大学三田哲学会
- サイズ:18cm/106p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2167-5
紙の本
何が進学格差を作るのか 社会階層研究の立場から (慶應義塾大学三田哲学会叢書)
著者 鹿又 伸夫 (著)
世代間に繰り返される学歴再生産は、階級が作り出すのか。文化資本論、相対的リスク回避説、トラッキング説、地位達成モデルなどライバル説を比較し、検討する。【「TRC MARC...
何が進学格差を作るのか 社会階層研究の立場から (慶應義塾大学三田哲学会叢書)
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商品説明
世代間に繰り返される学歴再生産は、階級が作り出すのか。文化資本論、相対的リスク回避説、トラッキング説、地位達成モデルなどライバル説を比較し、検討する。【「TRC MARC」の商品解説】
世代的に繰り返される学歴再生産は階級が作り出すのか。
文化資本論、相対的リスク回避説、トラッキング説、地位達成モデルなど、ライバル説を比較する。
<b>慶應義塾大学三田哲学会叢書</b>
三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。
シリーズ名は、ars incognita アルス インコグニタ。
ラテン語で「未知の技法」を意味する。
単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。
【商品解説】
目次
- はじめに―― 出身家庭背景と教育格差
- 1. 出身階層と貧困による格差
- 2. 格差発生源としての出身階級・階層
- Ⅰ―― 進学移行と機会格差
- 1. 進学・学歴の機会格差
- 2. 移行モデル
- 3. 進学移行と進学格差
- 4. 経済状態による進学格差
- 5. 家族的特徴による進学格差
著者紹介
鹿又 伸夫
- 略歴
- 鹿又 伸夫
1954年生。慶應義塾大学文学部教授。
1984年、慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士 (行動科学)。専門は社会階層と社会移動、比較社会学。主な著書に『機会と結果の不平等―世代間移動と所得・資産格差―』 (ミネルヴァ書房、2001年)、『質的比較分析』 (共編著、ミネルヴァ書房、2001年) ほか。
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予想通りの結果。
2022/12/30 20:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書のタイトルにある様に、何が進学格差を産み出しているのかを3つの側面から切り込み、統計データを使って数値ベースで分析した一書です。よって手法として、かなり数学的な要素が濃いです。
結論として、男女共1位は『意欲』、2位が『成績』で、女子は『意欲』のウェイトが男子よりも高い、というものでした。また男子にのみ顕著だったのは、進学先の高校が何処なのかが媒介になっているとの事。予想通りとは言え、かなり興味深かったです。
残念な点は、収集データが1975年位迄のものを使っての解析という事です。