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- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/07/29
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:20cm/232p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2152-1
- 国内送料無料
紙の本
キリスト教哲学入門 聖トマス・アクィナスをめぐって
著者 エティエンヌ・ジルソン (著),山内 志朗 (監訳),松本 鉄平 (訳)
神なしには何も存在しない。そしてまた、何ものも神ではない−。中世哲学史の世界的権威エティエンヌ・ジルソンが、聖トマスの思想を手がかりにし、存在について語った一冊。【「TR...
キリスト教哲学入門 聖トマス・アクィナスをめぐって
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商品説明
神なしには何も存在しない。そしてまた、何ものも神ではない−。中世哲学史の世界的権威エティエンヌ・ジルソンが、聖トマスの思想を手がかりにし、存在について語った一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
中世哲学の泰斗が語る神の存在と信仰の哲学
▼本書は、中世哲学史の世界的権威エティエンヌ・ジルソンが、聖トマスの思想をてがかりにしながら、存在について語った晩年のエッセイである。神の存在を哲学的手法で証明し、かつ信仰のなかで哲学をすることの意義を「キリスト教哲学」の名のもとで主張する。
▼ジルソンは、「神はあるか」という根源的な問いを投げかける。直観の光に照らされた思考の道筋で明らかにされるのは、神の「存在」ではなく、「神は存在そのものである」という真理である。したがって、われわれ人間やそれ以外の創造物すべては、存在者として、本質と存在のはたらきによって現実存在しているのである。
聖トマスの思想に向かって存在性の無限の海を泳いでゆく、啓示にみちた一冊。【商品解説】
目次
- 序文
- 第1章 信仰のなかの哲学
- 第2章 存在の原因
- 第3章 ありてある者
- 第4章 本質を超えて
- 第5章 存在論を超えて
- 第6章 根本的真理
- 第7章 中心問題
- 第8章 因果性と分有
- 第9章 存在と本質
著者紹介
エティエンヌ・ジルソン
- 略歴
- 〈エティエンヌ・ジルソン〉1884〜1978年。中世哲学研究者。パリ大学で中世哲学史を教えた。コレージュ・ド・フランスの中世哲学史教授、カナダのトロント大学中世思想研究所所長を歴任。著書に「存在と本質」他。
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