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商品説明
愛情を最優先する自由愛情を理想としながらも、偕老同穴を説いた福澤諭吉の真意とは。士族授産や女性教育といった「家」の変容を促す試みの実態を解明し、明治政府の政策や同時代の家族論と比較。福澤のあらたな側面に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
自由愛情(フリーラヴ)か、偕老同穴か
福澤諭吉が新しい家族の姿に托した希望とは何か。
近代家族のゆくえを探る!
▼近代社会における新しい家族の姿はどうあるべきなのか。人びとの一生を左右する「家」をどのように考えるのか。「一身独立」した生き方を男女に説いた福澤諭吉の答えは、しかし曖昧に見える。愛情を最優先する「自由愛情(フリーラヴ)」の世界を理想としながらも、現実には「偕老同穴(かいろうどうけつ)」を説いた福澤の真意はどこにあったのだろうか。士族授産や女性教育といった「家」の変容を促す知られざる試みの実態を解明するとともに、論説を詳細に検討し、明治政府の政策や同時代の家族論と比較。さまざまな機会に揺れ動く姿を描きだし、両性関係と家族のゆくえを見つめ続けた福澤諭吉のあらたな側面に迫る。【商品解説】
目次
- はじめに
- <b>第一章 福澤諭吉の近代化構想と家族</b>
- 一、 西洋の家族と日本の「家」
- (一) 『西洋事情』に描かれた家族
- (二) 江戸時代の「家」 ―― 福澤家を事例に
- 二、 近代化への道程
- (一) 一身独立から一家独立、一国独立へ
- (二) 「一身独立」とはなにか
- (三) 「家」の変容
著者紹介
西澤 直子
- 略歴
- 〈西澤直子〉1961年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。慶應義塾福澤研究センター教授。著書に「福澤諭吉と女性」など。
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