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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2013/07/24
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/458,56p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7664-2060-9
- 国内送料無料
紙の本
宗教改革と農奴制 スイスと西南ドイツの人格的支配
著者 野々瀬 浩司 (著)
宗教改革運動は農奴たちを解放したのか。神学と農奴解放思想とのかかわりを、アウグスティヌス、トマス・アクィナスらの思想に探り、国制史、社会史の観点から農奴制の実態を実証的に...
宗教改革と農奴制 スイスと西南ドイツの人格的支配
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商品説明
宗教改革運動は農奴たちを解放したのか。神学と農奴解放思想とのかかわりを、アウグスティヌス、トマス・アクィナスらの思想に探り、国制史、社会史の観点から農奴制の実態を実証的に明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
身分制社会秩序の根拠に迫る実証的研究。
▼1517年、ルターの『九五箇条の提題』を契機として始まった宗教改革運動は、腐敗した教会に厳しい批判を投げかけるとともに、聖書そのものに立ち戻ることを訴え、またたくまにヨーロッパ全土に広がった。この運動は、人々を良心の自由、宗教上の内面的自由に目覚めさせ、近代への扉を開く重要な契機になったと位置づけられている。しかし、この運動の影響下に闘わされた農民戦争にも拘らず、農奴たちの解放は「啓蒙の18世紀」を俟たねばならなかった。それはなぜなのか。本書は、神学と農奴解放思想とのかかわりを思想史的に検討し、国制史、社会史研究の観点から農奴制の実態を実証的に明らかにすることで、近代ヨーロッパ成立の根幹に位置するこの問題に答える、重厚な研究書である。【商品解説】
目次
- 序論
- 第1編 農奴制をめぐる思想史的研究
- 第1章 宗教改革期における平民の農奴制観とその思想的背景
- 補論 近世スイスにおける自由の概念
- 第2章 中世カトリック教会と農奴制
- 第3章 宗教改革者と農奴制
- 第4章 スイス再洗礼派と農奴制
- 第5章 エラスムスと人格の自由
- 第2編 領邦国家形成と農奴制
- 第1章 中近世におけるベルン領の農奴制問題について
著者紹介
野々瀬 浩司
- 略歴
- 〈野々瀬浩司〉1964年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科にて博士号(史学)取得。防衛大学校人間文化学科教授。著書に「ドイツ農民戦争と宗教改革」がある。
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