「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2013/06/06
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:21cm/324p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-2048-7
紙の本
近代日本と福澤諭吉
著者 小室 正紀 (編著)
福澤諭吉の生涯とその思想を、「士族観」「教育思想」「政治思想」「外交思想」等多彩な切り口から、それぞれの専門家がわかりやすく解説する。慶應義塾大学における講義を基に書籍化...
近代日本と福澤諭吉
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
福澤諭吉の生涯とその思想を、「士族観」「教育思想」「政治思想」「外交思想」等多彩な切り口から、それぞれの専門家がわかりやすく解説する。慶應義塾大学における講義を基に書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
福沢諭吉の生涯と「独立自尊」 | 小室正紀 著 | 1−26 |
---|---|---|
福沢諭吉の士族観 | 西澤直子 著 | 27−45 |
福沢諭吉の女性論・家族論 | 西澤直子 著 | 47−67 |
著者紹介
小室 正紀
- 略歴
- 〈小室正紀〉慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。同大学経済学部教授。同大学前経済学部長、同福沢研究センター元所長。著書に「草莽の経済思想」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
教科書的な入門書であり、福澤文献を読み取る上での有用な解説書でもある。
2018/06/09 18:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
結論から言うと必携の書である。
いくつもある福澤文献の解説がなされている教科書だからである。
誰を対象に、何時に書かれた文献であるか、その背景を知らないとミスリードしてしまう可能性を指摘している点で非常に有用である。
実際に講義に使われるテキストである本書。たとえば、先生の主張が右寄りだとしても、それは世間が左寄りだから、その間であるセンターを狙って意図的に右寄りの発言をしているだろうこと。人権論と国体論をセットで主張する意図は偏らないようカウンターをあてる意味があろうこと。なるほど、たしかに解説されないとミスリードする可能性がありそうだ。
本書を読んで、いま一度、読み直す必要がある書籍が多いと感じた。
紙の本
必読本
2015/09/15 10:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:センター長 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのとおり、近代日本に多大な影響を与えた福澤諭吉に関する書籍である。これまで福澤諭吉に関する書籍は膨大な数に上るが、これから福澤について知りたい人にとっては、記述がコンパクトにまとまっている本書は最適である。執筆メンバーはすべて慶應義塾大学の教員であるので、ややもすれば福澤礼賛論的な記述もないではないが、概ね、客観的な史実に基づいた論調であり、一読の価値はある。これから慶応義塾大学を目指す受験生にもぜひ読んでいただきたいと思う。