投稿元:
レビューを見る
プレゼンテーションを3つの側面からアドバイスする本書。
たんにプレゼントの枠に収まらず、生き方にも繋がる。これから出版予定のパターンシリーズが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
プレゼン手法を学ぶ本を一冊選べと言われたら間違いなくこの本。ノウハウ本ではなく、プレゼンを良くするための考えるためのヒントが満載。そして、この本自体が良いプレゼン手法をふんだんに使っていて、なるほどな、と思う工夫が沢山。
投稿元:
レビューを見る
ただ事務連絡的に伝えるプレゼンではなく、聞き手の創造力に働きかけ行動につながるようんプレゼンのための考え方。
ポイントが33ポイントもあり、チェックリストでも作らない限り覚えきれない。が、その分細かく丁寧に書いてくれているからつまみ食いも可能。
誰かの実践を見て、そこからそのメカニズムを分析する人と、その実践をする人がいることに気づく。両方できるのが一番だが、どちらかを極めるのがその近道ではないか?
ということで、一読後は再読するより、本の中で紹介されているTEDを見ようと思った。
投稿元:
レビューを見る
プレゼンに関する本はこれが初めてです。「創造的プレゼンテーション」というものをめざし、34個のプレゼンテーション・パターンを駆使します。これらは「パターンランゲージ」に基づいて作られており、また本書の構成もこれに倣っているため非常に理解しやすいです。箇条書きバージョンが次のサイトで読めます。http://presentpatterns.sfc.keio.ac.jp/index.html
投稿元:
レビューを見る
プレゼンテーションとは、単なる「伝達」ではなく、「創造」の営みである
プレゼンテーションにおける語り手と聴き手は、伝える者と受け取る者ではなく、プレゼンテーションの内容に向かって同じ側に立ちながら、ともに「つくる」パートナーだと捉える。聴き手は、小説の読者と同様に、そこで語られたことを手がかりにしながら、自分なりに考え、想像=創造するのです。
「聴き手にどう伝えるか?」ではなく、「聴き手の創造をどう引き起こすか」ということ
状況(context)・問題(problem)・解決(solution)
パターン・ランゲージ(建築家 クリストファーアレグザンダー)
デザインにおける問題発見・解決の経験則を「パターン」という単位にまとめる。パターンには、ある状況において、どのような問題が生じやすく、それをどう解決すればよいかが記述されている
①メイン・メッセージ
自分が確信を持って情熱的に語れるもので聴き手に必要性・重要性があり、聴き手を創造的にさせるメッセージを1つに絞る
メッセージを考える時は、「自分」「相手」「創造」という3つの視点から考える
②心に響くプレゼント
つくっているプレゼンテーションが誰に向けてのものなのかを意識して、特定の人を具体的にイメージし、その人を喜ばせるつもりで魅せ方を考える
③成功のイメージ
プレゼンテーションを通じて聴き手が創造的になっている状態、つまり、新しい発想や発見が誘発されている状態をイメージし、それに向かって作りこんでいく
メッセージが魅力的に伝わるストーリー(物語)をつくり、そのストーリーに従ってプレゼンテーションするようにする
ストーリーで語るとは、コンテクスト(文脈)によって情報を意味付けをして語るということ
①その時代に共有されている話題・問題から入り、語り手と聴き手に共通の土台を作る
②聴き手が日頃から問題だと感じたり悩んだりしていることに触れ、聴き手が主人公となるようなストーリーにする
③語り手のこれまでの経緯や経験談を語る。なぜここで語っているのかというパーソナルストーリーを紡ぐ cf. TED
・驚きの展開
・はてなの扉
まず最初に、究極の「問い」もしくは「謎」Xを決める。そして、そのXにたどり着くための最初の問い・謎Aを立てる。そのAを説明し、そのAを解決する。すると、当然浮かんでくる問い・謎Bが登場する。そのBを解決すると、今度は問い・謎Cが現れる。このような問い・謎の登場と解決を何度か繰り返し、最終的には究極の問い・謎Xに対する答えを得る。このような展開であれば、プレゼンテーションの間、聴き手は先へ先へと進みたいという気持ちになる
・魅力のちょい足し 自分らしさが出るような魅力を加える
笑い
弱さ 成功に至るまでの失敗
こだわり抜いた作り込み 細部へのこだわり、思い入れ
・イメージの架け橋
喩え(メタファー)と例え(具体例)の活用
・スキマを作る
なるべく多くの人に共感してもらう��めに、詩の世界に”のりしろ"をつくるのがポイントです。自分のことだけを歌ったり、主人公やストーリーを必要以上に決め込むような内容は、受け入れられません。人称やシチュエーションをはっきり限定せず、演出を聴き手にまかせます
・ひとりひとりに
プレゼンテーションの前半は、反応の良い人に向かって話しかける感じで。それらの人達を「ホームベース」として、そこから周囲の人を見ては、またその人に戻ってくるということをくり返す
投稿元:
レビューを見る
創造的プレゼンテーションのためのパターンをあつめたもの。創造的であること、そしてパターンであることが本書の特徴。
創造的というのは、プレゼンテーションを「伝達」のためだけでなく「創造」の場、あるいはきっかけとすること。プレゼンのやり手と聴き手との議論をドライブするべきものということで、このあたりはいわゆるビジネスプレゼンテーションとはちょっと違って、アカデミズム的な発想かなという気がする。
もうひとつのパターンというのは、建築家アレグザンダーのパターン・ランゲージを応用して記述されているということ。複数のパターンが集まり構成されて、ひとつのランゲージ(ここではプレゼンテーション)になる。アレグザンダー自身のパターン・ランゲージは必ずしも成功し活用されている理論ではないが、その記述の理論そのものは一定の可能性はあると思う(パターン・ランゲージについては思想地図βvol.1所収の座談会「パターンの可能性」が新しくわかりやすい)。それをプレゼンテーションのノウハウというところで活用するアイデアはとてもおもしろい。一見緩いように見えて、実はパターンによる厳密な構成がなされている。
速効性のあるプレゼンテーションのノウハウ集ではないものの、ものの考え方としてとても面白い。
投稿元:
レビューを見る
おなじ内容の言葉をしゃべっても、その人物の口からでると、まるで魅力がちがってしまうことがある。大物であるかないかは、そういうことが尺度なのだ。 坂本龍馬
投稿元:
レビューを見る
プレゼンテーションのハウツー本。
1つ1つは短く、かつ分かり易くまとまっているので、
簡単に読めますし、振り返りもしやすいかな。
ただ、プレゼンは実践あるのみだと思っているので、
読む+実践、そして振り返りをしないと上手にはならないです。
本書を読んだあとに、実践を積み重ねましょう。
【勉強になった内容】
・創造的なプレゼンテーションとは、単なる「伝達」ではなく、
聴き手が新しい発想や発見を生み出すことを誘発する
「創造」の営みである。
・プレゼンの準備をするときは、不特定多数ではなく、
特定の誰かに対してプレゼンするという気持ちで取り組むこと。
でないと、メインメッセージがぶれてしまう。
・内容の作り込みと体裁の変更は行ったり来たりするもの。
作り込み⇒体裁変更の流れで作成するわけではない。
・「成功のイメージ」は形のないものでもあることから、忘れやすい。
そういった内容こそ、メモ等に書き残しておくことが大切。
・自信を持つためにも、これまでやったことを1つ1つ確認して積み上げよう。
やってきたことを振り返ることで、俺はやれるぞ!という切替が出来る。
プレゼンの準備は、それくらい大変。
・常にメインメッセージ(伝えたいこと)を頭に入れてプレゼンすること。
【偉人たちの言葉】
・スティーブ・ジョブズ
ベストを尽くして失敗したら?ベストを尽くしたってことさ
・坂本龍馬
おなじ内容の言葉をしゃべっても、その人物の口から出ると、
まるで魅力が違ってしまうことがある。
大物であるかないかは、そういうことが尺度なのだ。
投稿元:
レビューを見る
プレゼンを良くするための心得が詰まった本。プレゼントは単なる伝達でなく、相手の創造や発見を促すもの。著名人の名言がたくさん盛り込まれており、面白い。
投稿元:
レビューを見る
プレゼンテーションによって、単に情報や提案を「伝える」のではなく、聞き手の思考を促進させ、想像力を豊かにし、新しい発想や発見を「つくる」ことができる。それを、本書では「創造的プレゼンテーション」と呼んでいます。そして、本書では、その「創造的プレゼンテーション」を実現するための秘訣を34個の「プレゼンテーション・パターン」としてまとめられています。
このように『プレゼンテーションを、より創造的な場を作るためのツールとして活用したい』という課題意識を持っている方には大変参考になると思います。
34個のパターンは、各々が4ページずつと非常にシンプルで読みやすいです。また、これらはプレゼン資料の心構え~作成~作り込み~プレゼンでの自身の振る舞い…といったように、「創造的プレゼンテーション」実現に向けたプロセスに沿って34個が記述されていきますので、実際にプレゼンを準備する際にも自分の状況に合わせてピンポイントで参照することのできるポケットブックとして活用できそうです。
それぞれの秘訣が「いいとこ突いてるなぁ」と感じるものばかりなのですが、文章の雰囲気がとても柔らかく、とてもリラックスして読めます。そのおかげか、やる気も湧いてくるし、自分もなんだか素晴らしいプレゼンが実現できるんじゃないか・・・と想像が膨らみます。(もちろん、実現のためには実践あるのみ!です)
その他にも「良いプレゼン」の例としてTED (Technology Entertainment Design)の講演が多数紹介されているので、こちらも参考になりました。
なお、最後(34個目のパターン)に書かれた文章は創造的プレゼンテーションの本質だと思いました。
「プレゼンテーションでは、最終的には語り手の生き方や生き様がにじみ出るものです。その人らしさが滲み出ることで、ことばに力が宿ります。それがある種の「質」となり、心を揺さぶるプレゼンテーションとなるのです。究極的にいうならば、聴き手の心を揺さぶり、突き動かすのは、あなたという一人の人間の存在なのです。」
ちなみに、本筋以外に面白いと思ったのは、各パターンの表紙に引用されている、いわゆる「創造者たち」の名言集です。お決まりのスティーブ・ジョブズから、村上春樹や宮崎駿、ゲーテやピカソ、マイルス・デイヴィスなどなど、、、印象深い名言がたくさん載っています。
なお、本書では基本的にツールやテンプレートの紹介ではなく、文章を中心に解説が進みます。ですので、そういったものを求めている人には期待外れの内容かもしれません。
投稿元:
レビューを見る
プレゼンテーションを伝えるだけでなく、受け手の創造を生み出すものと定義し、それを実現するパターンをまとめたもの。
よくまとまっていてよかった。よく咀嚼するとためになりそう。ただ、当たり前といえば当たり前のことが書いているので、さらっと見ただけでは結局何も残らない書になりそう。
パターンの最初に、そのパターンに関連した偉人・有名人の言葉があるのだけど、それがすごい深いものが多くて感じるものがあった。
投稿元:
レビューを見る
「伝える」ではなく「創造させる」というプレゼンテーションのあり方が、自分の中でのプレゼンテーションの概念が変わった。紹介されているTEDもかなり参考になる。
自分としてはパワポで資料作って発表くらいしか場面がないが、この本で紹介されているようなパターンを意識していきたい。
また、巻末にかかれているが本の構成がとても便利、というよりありがたい。
投稿元:
レビューを見る
素敵なメッセージもあり、わかりやすくまとめられているが、わりと一般的なことが多い。初めの一冊としてはよいと思われる。
<メモ>
・プレゼンテーションを情報伝達ではなく、聴き手の想像力をかきたてるための機会としてとらえる。
・メインメッセージは聞き手を創造的にさせるものかどうか。
・聞き手が創造的になっている場面を具体的な成功のイメージとして、具体化しておくこと。
・はてなの扉。小さな問いと解決を繰り返すことで、聴き手は爽快感をもって聞くことができる。
・具体例を交える。リアリティの演出。スキマをつくり、想像力をかきたてる。
・きっかけスイッチをつくる。
・テイクホームギフト。聴き手が語り部になれるように。語りたくなるギフトをつくる。
投稿元:
レビューを見る
分かりやすいが、余り役に立つ用には思わなかった。本書の目的が、新しい見解を示すのではなく、既存のプラクティスのカタログ化だからであろうか。
投稿元:
レビューを見る
プレゼンをやることが決まったら読んでおくべき3冊: Meet Up 大阪 @ blog
http://meetuposaka.seesaa.net/article/414171956.html
創造的プレゼンテーション: Meet Up 大阪 @ blog
http://www.meetuposaka.com/article/458816594.html