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商品説明
プラトンによるユートピア論最大の著作「ポリテイア」は、理想の国家建設を目指す近代日本の魂を揺さぶった。全体主義のイデオロギーに利用されてゆく運命を辿った問題作「ポリテイア」を中心にプラトンの理想国論を論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
「理想」とは何か? プラトン主著に挑む。
ユートピア論最大の著作『ポリテイア』は、
理想の国家建設を目指す近代日本の魂を揺さぶった。
やがて、全体主義のイデオロギーに利用されてゆく
運命を辿った問題作の核心に触れる、野心的な一冊。
「理性と欲望をめぐる冷徹な現実認識と、その背後にある
人間本性への信頼。楽観主義と悲観主義が交錯する
プラトンの「理想国」論を読むことは、私たち自身が
哲学のぎりぎりの営みを共有することなのである。
二一世紀の日本に生きる私たちは、果たしてプラトンの
挑戦に応えることができるのか。」
(第I部「現在の鏡としてのポリテイア」より)【商品解説】
目次
- 第Ⅰ部 現在の鏡としての『ポリテイア』
- 第一章 『ポリテイア』の正義論
- 第二章 理想国論批判の再考
- 第三章 「哲人王ホメイニー」
- 第Ⅱ部 『ポリテイア』を読んだ日本の過去
- 第四章 新しい日本語のプラトン
- 第五章 明治から大正へのプラトン
- 第六章 戦前から戦後へのプラトン
- 第七章 「理想国」への挑戦と挫折
- 第Ⅲ部 私たちが語る未来の「ポリテイア」
著者紹介
納富 信留
- 略歴
- 〈納富信留〉1965年東京生まれ。ケンブリッジ大学古典学部にてPh.D.取得。慶應義塾大学文学部教授。国際プラトン学会前会長。「ソフィストとは誰か?」でサントリー学芸賞受賞。
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