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- カテゴリ:一般
- 発売日:2012/04/21
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:22cm/243,7p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7664-1938-2
- 国内送料無料
紙の本
演劇場裏の詩人森鷗外 若き日の演劇・劇場論を読む
著者 井戸田 総一郎 (著)
ドイツ留学中、大都市の劇場に足しげく通った鷗外は、帰国後に日本の演劇状況の改革を試みた。日独のオリジナル資料を文献学的アプローチのうえ詳細に分析し、日本の演劇の近代化をめ...
演劇場裏の詩人森鷗外 若き日の演劇・劇場論を読む
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商品説明
ドイツ留学中、大都市の劇場に足しげく通った鷗外は、帰国後に日本の演劇状況の改革を試みた。日独のオリジナル資料を文献学的アプローチのうえ詳細に分析し、日本の演劇の近代化をめざした鷗外の演劇・劇場論を再構成する。【「TRC MARC」の商品解説】
美を追究した「文豪」の演劇論を読む――。
1884~88年のドイツ留学中、若き森鴎外は、ライプツィヒ、ドレースデン、ベルリン、ミュンヒェンといった都市の劇場に足しげく通い、観劇体験を重ねた。「劇場は唯準に高尚なる官能にのみ委ねたる場」とゲーテの言葉を訳出・紹介し、舞台上演を人の感性に働きかける「詩情の発揮の場」と高く評価していたのである。
帰国後発表された演劇をめぐる鴎外の文章は、当時のヨーロッパの新聞・雑誌・著作と対話を交わした結果であり、独自の視座から日本の演劇状況に改良を求める野心的なものであった。
本書は、日独のオリジナル資料を文献学的アプローチのうえ詳細に分析し、日本の演劇の近代化をめざした若き文豪の演劇・劇場論を再構成する画期的な試みである。
【商品解説】
目次
- 序
- 第一章 一八八〇年代のドイツと鴎外の観劇体験――劇場と制度
- 一 『独逸日記』を読む――「営業の自由」と劇場の展開
- 二 『舞姫』のなかのベルリン・ヴィクトリア劇場
- 第二章 都市と劇場――安全な劇場をめぐる言説
- 一 鴎外の劇場史――「欧州劇場の事」
- 二 「劇場の雛型」を読む
- 三 「劇場の大さ」を読む
著者紹介
井戸田 総一郎
- 略歴
- 〈井戸田総一郎〉1950年生まれ。アーヘン工科大学大学院文学研究科においてDr.phil.の学位取得。明治大学大学院文学研究科・文学部ドイツ文学専攻教授。
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