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- カテゴリ:一般
- 発売日:2006/11/02
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- サイズ:20cm/298p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7664-1308-3
紙の本
壊れゆく景観 消えてゆく日本の名所
日本の山野河海の、在りし日の名勝の美しさを、古典に謳われた多数の歌や写真、図版とともに紹介しつつ、現在の惨憺たる乱開発の状況を重ね合わせ、理念なき環境行政のあり方に警鐘を...
壊れゆく景観 消えてゆく日本の名所
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商品説明
日本の山野河海の、在りし日の名勝の美しさを、古典に謳われた多数の歌や写真、図版とともに紹介しつつ、現在の惨憺たる乱開発の状況を重ね合わせ、理念なき環境行政のあり方に警鐘を鳴らす。【「TRC MARC」の商品解説】
「歴史的景観の破壊は、人々の心を荒廃させる!
日本の美しい自然は、古来から歌人や思想家に感動を与え、多くの作品を生み出してきた。
そしてそれらは人々に喜びと発見を与え、日本人ならではの豊かな精神を育んできた。
本書は、文学と自然の深い結びつきを例証し、「開発」の名のもとに進む歴史的景観の破壊に対し、厳しい警鐘を鳴らしている。」 中村敦夫(俳優・作家)
自然景観や歴史的景観を壊すか残すかという問題は、単に環境問題の領域にとどまるものではない。私たちがどのような風景や景観の中で暮らすかという問いは、私たちの生活の質そのものにまで及んでいるのである。本書では、山野河海の、在りし日の名勝の美しさを、古典に謳われた多数の歌や写真、図版とともに紹介しつつ、現在の惨憺たる乱開発の状況を重ね合わせ、理念なき環境行政のあり方に警鐘を鳴らす。【商品解説】
目次
- 第一章 美しかった日本、壊れゆく日本
- 1 風景はいかにしてつくられたか
- 2 歴史的景観の成立
- 3 歴史的景観の破壊
- 第二章 破壊された景観
- 1 海浜
- 三保の松原 / 松島 / 天の橋立 / 佐野の浜 / 鞆の浦 / 千本松原 / 沖縄の海 / 新潟砂丘
- 2 山野
- 姥捨山 / 碓氷峠 / 大原野 / 吉野山 / 武蔵野 / 富士山
著者紹介
川村 晃生
- 略歴
- 〈川村晃生〉1946年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。
〈浅見和彦〉1947年生まれ。成蹊大学文学部教授。
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